慣れてきたらだんだんフレンドリーになってきたお局。
いや、局。
私の後に新人が三人加入。
同じ課ではないものの、同じフロア。
この三人は明るく元気。
それが気にくわない局。
「私が新人のときは誰ともなじめなくて一年間ほとんど誰とも話しなかった。」発言。
だから、他の人も苦しんでほしいとでも言いたいのか。
むしろ、私はそんな空気を読まない人たちが来てくれてありがたいと思うのに。
だって、陰気な会社よりずっといいでしょう。
そのほうが仕事だって楽しいし、しやすいはず。
局の新人イビリはもはや趣味なのだろう。
あぁ、なんて悲しき人生。
自分はそうならないように反面教師にするだけ。
「ウワサの真相」は、目に見えていることだけが真実ではないというブラックコメディ。
局のウワサ好きは、悪意の塊だから笑えない。
解説....
デ・ニーロとD・ホフマンの二大名優が競演したシニカル・コメディ。
現役合衆国大統領が執務室で少女と淫行に及ぶという衝撃的事件が発生。通称もみ消し屋ことブリーン(デ・ニーロ)が、大衆の目を事件からそらすように依頼される。ブリーンはハリウッドのプロデューサー、モッツ(D・ホフマン)を利用し、架空の戦争をでっちあげる。爆撃作戦を実行したように思わせ、反戦ソングを一晩で作り上げる。すべてはうまくいったように見えたのだが……。
大物俳優二人。
身長は低め。
言うことはでかい。
態度もでかい。
おかしなおっさんたちの真実と嘘の攻防。
ホワイトさは一つもない真っ暗な真実。
クスっとなる。
本当は全く笑えないのに。
デニーロ。
嘘をつく時もサラっとこなす。
胡散臭い演技と嘘の塊でできているキャラは合いすぎて普通。
というかそのまんまで違和感なし。
ダスホフの明るい嘘つきは、軽快で己をいく。
饒舌なトークは、変な説得力まで与える。
2大スターが予想外に真面目に取り組んだブラコメ。
お茶漬けのような楽さがある。
私的には、アン・ヘッシュの人間味のない顔していながら一番人間らしいキャラが微笑ましかった。
ヘッシュはいつもスタイリッシュ。
あの透明感、小雪の倍はある。
政治の世界はそもそも虚像。
世界は偽りでできている。
知らない方が世の中うまくいってたりする皮肉。
操られた真実。
必ずしも真実が善で嘘が悪でもないグレイな世界。
嘘も方便。
アメリカンジョーク.......
とも言い切れないところが本当は怖いのです。
ちぶ~的政治家不信度5
メディアに流れてないだけで、本当はもっと汚い世界なんだろうな~。秋田県知事まで疑ってしまうわ.....