『嘘みたいな本当の話。』
真実を追求するために、自分の信念を武器に戦う女がいた。
米国初の本格的な女性記者となったネリー・ブライのストーリー。
NYのブラックウェル島精神科病院の黒い噂の真相を探るため、潜入捜査…
だ、大胆!
案の定、命懸けの捜査になるわけですが…
これが実話だなんてアンビリバボー!
フィクションでこういうストーリーはあるけど…
本当にこれをやってしまう女性がいたとは信じられない…
当時は、そもそも女性記者という存在自体も珍しいわけで。
彼女の真実を世界に広めたい!という執念と信念。
何よりもこの行動力がカッコ良すぎる!
フィクションだと思って見てしまうと物足りないかも知れないですが…
当時はこういう怪しい施設があってもおかしくない時代だったという恐ろしさ。
女性が抑圧された時代だったという背景を感じながら見ると、また違う感想が出てくると思います。
やっぱり、この時代もアテになるのは他人より自分ですけどね(笑)
ちぶ〜的クレイジー度5
結局、狂気に向かわせたのは時代なのかなとも思う。個人の責任が全くないなんてことは絶対にないですけどね。
本日紹介した映画は…
エスケーピング・マッドハウス(2019)
Escaping the Madhouse: The Nellie Bly Story
監督 カレン・モンクリーフ
あらすじは…
「私はネリー・ブラウン」。NYのブラックウェル島精神科病院に収容された女性が唯一覚えていたのは自分の名前だけ。彼女の正体は、不穏な噂のある病院の実態を取材しようと潜入した記者だった。やがて真実が暴かれようとした時、壮絶な仕打ちが彼女を襲う。
(U-NEXTより引用)