私の噂のヒーローチャック・ノリス。
やっとみつけた主演作「地獄のヒーロー/ザ・プレジデント・マン」
ただ、地獄のヒーローシリーズではない......
あらすじは.....
誘拐された大統領夫人を救う為、専用ステルス戦闘機でリオ・デ・ジャネイロに飛んだマッコード。テロリストと死闘を繰り広げた後、救出に成功し、任務は無事成功したかに見えた。しかし、事件を裏で操る宿敵タラン将軍が米軍の核兵器を強奪、アメリカに宣戦布告した。マッコードはアメリカを守る為、コロンビアのジャングルに潜入を開始した…。
「エクスペンダブルス2」で大物感を漂わせていたチャックさん。
私の頭の上はクエスチョン。
毛むくじゃらのおっさんを私は知らなかったのだ。
しかし、あの支離滅裂キャラがすっかり気に入った私。
そして。
ついにチャックデビューを果たした。
予想以上だ、コレは。
身を乗り出す衝撃!が待っていた。
すごい。
冒頭がもうすごい。
大学で意味の分からん講習をするチャックさん。
呼ぶ学校も学校である。
日本刀を使って、なんかの心意気を伝授。
生意気な生徒は、日本刀でチビらせる。
なんという無意味。
勉学をバカにしとる。
アッパレなKY男。
家に帰ったら茶をたてる。
着物も作法も完璧にこなす。
だからといって、サムライ風に戦うわけではないので油断するべからず。
武器は、拳銃が主です故。
武士道精神を遠回しに表現。
かといってサムライのような戦いはしない。
戦術という名の元で姑息なこともします。
生きるためには、救うためには、きれいごとじゃないんですね。
大真面目演技×支離滅裂=B級アクション超大作......風。
チャックさん、やっぱり偉大。
弟子がいても個人プレイ。
一匹オオカミは、チームプレイはしない。
変わらぬこだわり。
劣らぬ人気に納得です。
分かりやすい内容と無駄なシーンの連続。
それなのに、チャックさんの魅力が溢れている。
この人がいれば、この人がやればそれで成功。
やたら多いトレーニングシーンへのこだわりだって、笑いに変える。
もしや、これは見たら幸せになれる映画ではないかっ。
”そのまんまでいいんだよ”とイケメンに言われているような。
絶大な安心感。
愛し、愛され、ありのままを行く。
それでいいのだ。
ちぶ~的武器どうした?度5
あんなにいろんな練習しといて最終的には武器は使わない。素手が最大の武器。練習....必要?