映画中毒重症なり。
休みの日は早起きして映画を見る。
一日五本は見れるという特技。
何にも役に立たない。
映画がなければ生きてこれたか自信がない。
思想も性格も話し方も映画で出来ている気がする。
優しさでできていないのは確かである。
そんな映画好きなら絶対ハマる「ロボット」
語尾が全部「ボンバヘ」に聞こえる中毒、映画中毒と同時進行。
あらすじは...
10年もの月日をかけて、バシー博士(ラジニカーント)は自分と同じ姿かたちをしたハイテク・ロボットのチッティ(ラジニカーント)を開発。さまざまなトラブルを巻き起こしながらも、人間社会の規律や習慣を学んでいくチッティだったが、次第に感情が芽生えるようになる。やがて、博士の恋人サナ(アイシュワリヤー・ラーイ)に心を奪われ、強引に彼女に気持ちを伝えようとするが、それが博士の逆鱗(げきりん)に触れて解体されてしまう。博士への激しい怒りと、サナへの絶ち切れぬ思いから、チッティは殺人マシンとなって復活を果たすが……。
「踊るマハラジャ」以来のインド映画。
嫌いなミュージカル調が不安要素だった。
これ、ミュージカルではない。
感情を歌と踊りで表現してるだけ。
お金のかけ方ハンパない。
それなのに、意味不明。
ただ楽しむ。
エンタメの極意が凝縮されている。
ストーリー?
そんなの二の次。
ロボットワールドに足を踏み入れたら誰でも虜。
見終わったら髪は爆発してると思います。
インド映画界のスーパースター、ラジニカーント主演。
胡散臭い浅黒いおっさん。
嫌になるほど大量に出てくる。
なぜ、あんたなんだ!?というのは野暮ってもんです。
私は若いイケメンを見たいです。
中年ラブストーリー見せられてもしょうもないし。
でも。
インド人にとっては大スター。
オーラはまるでない庶民的な感じが売りかも。
AKB的な?
フォローできてない....
でも、確かに存在感はある。
濃いからいっぱい見るとゲップでそう。
笑いは止まらない。
やっぱ、このおじさんすごいんだな。
ヒロインのアイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン。
ロボット並みの美しさ。
実は彼女が本物のロボットかもしれない。
ムチムチボディに水色の瞳。
ロボットも心を奪われる美しさ。
インドの民族衣装の素晴らしさが分かるスタイル。
若くないのがたまにキズ。
でも、おっさんにはもったいないとは思う。
インド映画はこんなにも進んでいるのかという衝撃。
日本は、こんなにお金をかけてもここまで作れるだろうか。
観客を楽しませることしか頭にないであろう映画。
CG映像も音楽もすべてがド派手。
ハチャメチャだからいい。
タミル語と英語が混じったセリフもくせになる。
愛は平和を呼び破滅を誘う。
戦争は人を苦しめ、争いから解放させることはない。
ロボットは、人間の愚かさからできたもの。
ラブあり、サスペンスあり、アクションあり、感動あり。
というかなんでもあり。
そんな結構迷惑なチッティが教えてくれたもの。
ド迫力な破壊シーンも豪華な歌&ダンスシーンもいい。
でも、ラストのチッティのセリフはグっとくる。
インド映画に完全KO負け。
インドの魅力は、カレーだけじゃないってことがよく分かりました。
ちぶ~的セレブ度5
とにかく金をかけている!結構無駄に!何から何まで豪華。衣装も見どころの一つなり。