今年、最後のボランティア。
一年あっという間。
なんだかんだと文句をつけながらも楽しかった日々。
なぜでしょう。
仲間たちと飲むお酒は格別。
毎回同じメンバー。
同じような話。
繰り返しのようで違う”時”。
別れは悲しいけれど、また新しい出会いがある。
月並みの言葉だけれど....
ありがとう。
さようなら。
「マンク ~破戒僧~」のように、仲間は私にとってはなくてはならないもの。
一度知ってしまったら失いたくないものです。
あらすじは....
17世紀のスペイン。人々に尊敬される僧アンブロシオ(ヴァンサン・カッセル)の前に、仮面をかぶった修道士バレリオ(デボラ・フランソワ)が現われる。アンブロシオの頭痛を癒やす不思議な力を持つバレリオだったが、実は女性だったことが判明。追い出されそうになったバレリオは、アンブロシオと自ら関係を持つ。その日以来、アンブロシオは情欲のとりこになってしまい……。
禁じられた欲が放たれたとき、男は欲の虜になる。
よくある宗教映画。
原作は、160年もの長きにわたって禁書となっていた小説「マンク」。
よほどのエロだと期待する。
主役はド変態のヴァンサンだとなおさらだ。
違ったとき、焦点を見失う。
こういう題材は、エグイエロと狂気が分かりやすいくらいで丁度いいと思うのに。
マンクより私が破壊した方が面白いでしょう。
ヴァンサン・カッセルは、いつもキモいかエロい役。
奥さんがモニカ・ベルッチの時点で相当なスケベ野郎。
イケメンでもないのに、イタリアの宝石を奥さんにできるスキルは演技力と同じくらい高い。
ここでも使ってくれ、そのスキル。
もはや脚本のせいなのですけど。
今回の静かな演技、似合わない。
知らずに堕ちていく様、お気の毒さ。
不健康そうな顔が追い打ちをかける。
言葉少なげで、おとなしめ。
もっとわかりやすいヴァンサンが私は好きだ。
他にできる人はいなかったと思うけど。
「譜めくりの女」のデボラ・フランソワ。
素晴らしいエロパート。
もっと見たかった。
ただ、あの仮面は明らかに殺人鬼。
仮面選びのセンス、磨いてください。
誘惑が得意なデボラ。
裸も惜しまない。
女の誘惑は悪への入口。
豊満な肉体は、神の使いをも惑わす美しさ。
欲望の解放。
女はいつだって男を惑わす悪魔。
そもそも禁欲は、宗教という名の拷問。
自然に反する。
確かに、性への開放は悪への道とつながっているかもしれない。
しかし、完全に閉じ込めることは不可能に近い。
本能からは逃れられないのだ。
一度その喜びを知ってしまったら、止めることはできない。
もっとほしくなる。
それは善にもなりうるし、悪にもなりうる。
人間は常にその狭間にいる。
神に試されているかのように.......
人が窮地に陥いる時。
それは、神からの挑戦状ではないか。
どう進むかは自分次第。
”ぶっこわせ”
今の私みたいにそれだけではいけない。
”創造”
生み出すことに未来があるのだ。
ちぶ~的文句あり!度5
なんで?どうして?フレンチエロよ、本気をだせや!出てこいや!