祝日の今日も、職業訓練があってガッカリでした。
祝日は、お休みするものではないのでしょうか。
皆がお休みの日に勉強をする。
こんなに苦痛なことはありません。
プログラミングなんて分かりっこない。
そんな思い込みが余計、理解する力を奪っているのは分かっています。
でも、その思い込みに勝つことができませんでした。
今週で職業訓練が終わります。
私は、一体プログラミングの何が分かったのでしょう。
今、振り返って思うことは「世の中には信じられないくらい理解できない人がいる」ってことだけです。
人生の勉強にはなったかもしれません。
「欲望」の思い込みは、いつ、誰に起きてもおかしくない気がします。
人間って地球上で最も複雑な生き物ですね。
あらすじは...
カメラマンのトーマスは、夜の公園で逢い引きしているカップルを盗み撮りした。やがて男の方が姿を消したあと、女の方がトーマスのもとにやってきてネガを要求する。代償として女のヌードを撮らせてもらい、別のネガを渡して本物を現像した時、そこには女の逢い引き相手だった男性の死体が写っていた…。アントニオーニがイギリスに渡って作り上げた異色作。サスペンス・スリラーを思わせる前半から、次第に不条理劇の様相を呈してくる後半まで、現実と虚構の境界線を見据えるアントニオーニの筆致が冴え渡る
「サスペリアPART2」のデヴィッド・ヘミングス主演。
ポスターと題名からエロい物語を想像する人も多いだろう。
ないことはないが、そういうエロじゃないのでご注意。
このポスターからも分かるように、テーマは赤。
この赤は欲望。
それは、人間の欲なのだ。
作品は、ミケランジェロ・アントニオーニ監督ということもありイタリーな雰囲気。
しかし、漂うオカルト臭にそそられる。
極端に強い感情を抱かせるわけではなく、静かに訴えてくる不思議感。
独特な世界観を味わえるサスペンスに陶酔致す。
キャストが豪華。
トーマス役のデヴィッド・ヘミングスは変わった作風が似合う。
いまいちイケンメンではない気がする。
だからなのか。
どこかに狂気がチラつく演技。
直接的な表現はなくてもそういうものを醸し出せる俳優。
盗撮される女ジェーンは、ヴァネッサ・レッドグレイヴ。
正統派美人。
結構しっかりした体つきと妙に清純な雰囲気は、エロとはまた違う美しさ。
いかにも学級委員長をやっていそうな強いまなざしが見るものを惑わす。
そして、役名もないブロンドの女の子を演じたジェーン・バーキン。
若い。
ピチピチ。
おっぱいぽろり。
3Pだってしちゃいます。(そう思わせるシーンあり)
でも、このエロいはずの3P。
なんか不気味。
これから起きることを予知するかのように怪しいエロ。
名付けてキミエロ。(気味が悪いエロさ)
この時からタダならぬ存在感がある。
目で見ている現実は脳が見せているだけにすぎない。
人間の欲が一線を踏み外したら.....
気づいた時には、どこが境界線だったのかもわからない。
怖ろしいのは、起きたことではない。
自分が起こしたことなのだ。
どうしてそうなったのか。
どこで間違ったのか。
ラストのテニスのパントマイム。
ないものをあるかのように。
独特な不条理劇を象徴しているあのシーンは、印象深い。
人間は予想外な出来事に遭ったとき、どうすることもできない。
ただ佇むしかないんだっ。
トーマスの絶望に、思い込み戦隊ちぶレンジャーが参上したくなった所存です。
ちぶ~的カメラマン度5
どうしてカメラマンってハイテンション?トーマスの不自然な汗だく加減に若干気持ち悪さを感じた。