O型の女。
あまり蚊にさされない方。
久しぶりにやたら刺される今日この頃。
そして、全く治らない。
痒い。
暑いだけで手一杯なのにかかわらず、追い打ちをかけるこの痒さ。
あまりにもイラついたんで、家に蚊がいると大騒ぎしたら母に「ダニじゃないの?」と言われる。
ダーニーだけは勘弁して。
蚊やダニと一緒で女も毒。
「マーニー」のような女に惚れると痒くなるぜ。
あらすじは...
幼いときのトラウマから赤色を極端に恐れ、盗癖があるなど異常な行動を取ってしまう女性マーニー(ティッピ・ヘドレン)と、彼女を救おうと奮闘する夫マーク(ショーン・コネリー)の姿を描いたミステリーサスペンス。
あのアルフレッド・ヒッチコック監督作品。
彼の作品ならすべて名作の勢い。
果たしてそうなのでしょうか。
いつもながら、巨匠ならすべてOKな流れが嫌いです。
正当にみるべきです。
「サイコ」はよかったけど。
これ、よくもわるくもない。
まぁまぁダーニー。(もはや言いたいだけ)
ちょっと拍子抜け。
最大の問題は、共感できないところ。
この感じ。
見覚えがある。
見た目はいいけど、ただの性格の悪い女。
マーニーもそっち系。
なぜ、マークが惹かれるのか全く分からない。
この時代の男性は、わかりやすく見た目で人を好きになっていたのでしょうか。
共感がないので、進めない感情。
そして。
なんだろう。
この大河ドラマ風。
サスペンスだと思ってたら、半分ラブストーリー?
長い。長すぎる。
せっかくのサスペンスの緊張感がマーニーの悪態につぶされているような。
これがこの時代の主流と言われたら、何も言えない。
途中で気づいたショーン・コネリー。
濃厚度120%
フェロモンってこんなに出るのか。
ただ、こんな強引な男は嫌だ。
人の話を全く聞いていない。
ショーン・コネリーだから許せる。
そうじゃなかったら、殴っている。
ヒロインのティッピ・ヘドレン
お美しい。
気難しい女がぴったり。
支離滅裂した行動。
これを小悪魔って言うのか。
絶対違う気がする。
ヒッチコックは美男美女がお好き。
きっと独特の色使いとカメラワークが映えるからだろう。
映画は見る時代によって評価がガラリと変わる。
これをリアルタイムで見ていたらどうだったんだろう。
今も昔も映画の質に差なんかない。
変わったのは映像技術だけ。
センスとユーモアっていうのは、どの時代も共通。
面白さを見つけるのも才能かもしれない。
ちぶ~的ヒステリー度5
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