この腐り加減がヤバイ。
どうしてこうなってしまったのか。
情熱が湧くのは、もはや映画と仕事くらいかもしれないと気づいてしまった。
私にキラキラしたものなど存在しない。
他の人はもっと夏を、恋を楽しんでいるというのに。
どうしたことか。
代わりに、キモイことが多くなった。
キモイが口癖になりつつある。
まさか。
これが....夏バテなんでしょうか。
モテキならぬキモキ....
これは、マズイ。まずすぎるぞ。
友人に借りた「モテキ」を見て、ソレを取り戻そうとしてみた次第。
あらすじは...
金もなく恋人もいない藤本幸世(森山未來)に、怒とうのように恋のチャンスが訪れた“モテキ”から1年後。4人の女の子たちとの関係は終わってしまったが、再び新たな女の子たちが幸世に接近し始め、“セカンド・モテキ”がやって来ようとしていた
ドラマが好きだった。
ちょっとエロくて等身大の恋愛。
リアルで痛い。
男ってバカだなと思いながらも共感してしまう。
流れる音楽がまたイイ。
今流行の歌じゃないからか。
懐かしさと思い出がリンクする。
見るものをドラマの世界へ引き込むのだ。
それが映画化。
そもそもドラマはドラマだからいいと思っている。
ドラマのファンはたとえ映画がひどくなろうとも、嫌いにはなれない所がズルイ。
安易なドラマの映画化傾向に警鐘を鳴らしたい。
そんな私でもこの映画化は十分楽しめた。
ただ、映画である必要はないと思うけども。
映画化だからか、一応スケールのでかさは感じる。
私の嫌いなミュージック調も迫力がある。
キャストも豪華。
ストーリーは、原作者が映画のために描き下ろし。
だから、ドラマの質より落ちたりはしていない。
それって当たり前のようでなかなか難しい。
映画になったらひどいってパターンが多いから。
今回も森山未来は一貫してろくでもなかった。
なんだろう、あのブレない潔さ。
とことんやる感じ。
こんな奴いるって思わせる説得力。
イケメンじゃないから出せるエロ。
ここに「世界の中心で、愛をさけぶ」の純愛コンビをもってきたところがいやらしい。
監督はエロいんだな。
長澤まさみ、きっとあれが本性です。
ありゃぁ、水の口移しなんかプライベートで何回もしてますね。
広末みたいにでき婚2回してくれれば満足ですね。
一皮むけた感。
清純な役をリピートする芸のない女優よりよっぽどいい。
リリーさんは、むしろ名優の域ではないかと思うくらいのエロ親父ぶり。
麻生久美子も真面目な顔して笑わせてくれた。
私的に注目してた金子ノブアキ。
この役、そのまんまじゃないか。
なんか。なにかがエロい。
もっと見たかったんですけど。
結構意外だったラスト。
今の私に足りないのは、ソレだと教えていただいた。
ただ、やっぱりわからないんだよな。
男の人って結局見た目で決めてる気がする。
人のこと言えないけど。
キモくなきゃいいかと思うのだけど。
だんだん、このキモイボーダーラインが低くなってきているのが最大の問題でございます。
ちぶ~的トキメキ度5
恋をしてない人でも恋ができる気がしてくる。恋は、追うものなんですね。