原因は、不明ですがなぜか忙しくなっています。
余裕がないのでしょうか。
コメントのお返しも、結構遅くなってしまってすいません。
こんなブログに、コメントをしてくださる方に、いつも感謝しています。
ブログをしていなければ、知ることすらなかった作品を紹介していただいたり。
映画の視野が広がって、前よりも幅が広がった気がします。
マイペースに続けていこうと思いますので、お付き合いいただければと思います。
忙しい時って、周りを見渡せなくなったりしますよね。
立ち止まって深呼吸したら、別の道を切り開けたりするものです。
「アイム・ヒア」は、そんな人にみてほしい映画でした。
じんわりと温まる。
そして、短いのでとっても見やすい。
忙しい人にはピッタリ。
あらすじは...
近未来のロサンゼルスを舞台に、冷たい鉄のロボットを通して人間本来の姿、純愛を描く。2010年サンダンス映画祭やベルリン国際映画祭で上映された。出演は、「わたしを離さないで」のアンドリュー・ガーフィールド、「THE BIG BANG ザ・ビッグバン!!」のシエンナ・ギロリー。
明らかに、ヘンテコ映画だと食ってかかって見た作品。
予想に反して泣いたのである。
どこで泣いたのかもわからないくらいグっと心をつかんで離さない。
32分の映画に、新作料金を払ったことを見る前は後悔していた。
感動の価値は、お金で計れない。
新作料金以上のものがそこにはあったんです。
主人公のロボットのビジュアルがいかにもって感じでいい。
女の子は結構シャレてるのに...
他のロボットも結構カッコイイのに....
主役の男の子(ロボット)は、ブサイク設定だったのかもしれない。
そこがすでに好きである。
ロボットたちと人間が共存している世界。
独特のようで、そうでもない。
ありえなさそうで、ありえそうな。
ロボットなのに、人間らしさがにじみ出ている。
流れる音楽もいい。
映像も綺麗で、それだけで癒される。
共存している形は、差別社会と似ている。
人間のように、自由になれないロボット。
閉鎖された社会で、自分を保とうと必死な女の子。
それが普通だと社会に対して疑問すら持ってなかった男の子。
奔放な彼女に惹かれたのは、きっと男の子も自由を求めていたんだと思う。
男の子の、無償の愛が溢れ出ている。
男の子の声がすごくいい。
この繊細な感じ。
と思ったら、顔が苦手なアンドリュー・ガーフィールドであった。
でも、こういう役うまいんだよな。
彼にピッタリ。
実らないと言われている初恋。
初々しく、ほろ苦い。
とっても切ない。
大人になっていくうちに、なくしてしまったものがここにはある。
荒み始めて乾燥してた心が、じんわりと温まりました。
ちぶ~的油断度5
期待ゼロで見ると、予想外の感情が押し寄せてくるので気をつけろ!