なんなんですか。
この暑さ。
殺す気ですか。
学校まで行くだけで信じられないくらいの水分が奪われるんですけど。
ダサイから絶対使わないと思っていた首に巻く冷却アイス....
前でチャリ漕いでたおっさんが使ってて、嫉妬した。
こんなに嫉妬したのは久しぶり。
ビジュアルより命なんだね。
おっさんがかっこよく見えた。
灼熱の暑さが私を苦しめる。
もう、この国を出るしかない。
相当出たい。
「スウィッチ」のように自宅交換システムがあるのなら、絶対にアイスランド。
思う存分涼んでやる。
でも、やっぱり命が危険なら意味ないか。
あらすじは....
あこがれを抱いていたパリでバカンスを過ごそうとしていたソフィ(カリーヌ・ヴァナッス)は、期間限定のアパート交換サイトでパリ在住の女性と知り合い、カナダから旅立つ。しかし到着翌朝、寝室で男性の惨殺死体が見付かり、ソフィは殺人容疑で逮捕されてしまう。警察に事情を話すものの、すべての状況証拠は彼女が犯人であることを示しており……。
おフランスサスペンスに、最近スピード感がたされている。
これもそう。
アイディアもなかなか良い。
ただ、ツッコミどころ満載である。
だけども、娯楽性が多くそこそこ楽しめるサスペンス。
奔放なフランスならではの、サービスショットが素敵。
女優は胸を出すのが、当たり前のようだ。
見どころは、伝説のサッカー選手エリック・カントナが刑事をしているところ。
サッカーファンも楽しめるフランスサスペンス。
オリンピックで盛り上がっている今だからこそ、軽く見るならいいかもしれません。
サスペンスというのは、ありふれていて観客を飽きさせないのは難しい。
限られた期間での自宅交換システムを使ったせいで事件に巻き込まれていくという設定は面白い。
実際、あったら使いたいと思うし。
ルームシェアだってネットで簡単にできる時代だから、こんなサイトがあっても全くおかしくない。
日常にありそうな恐怖が興味を引くのだ。
しかし、世の中おいしい話には裏がある。
その落とし穴に落ちたとき。
人生が一瞬にして崩れる。
一気に混乱するソフィ。
でも、ストーリーが展開していく中で、本人は絶対ソフィだと分かっているのだ。
本人は至って正気。
みている方もそれに疑問を持てないとことが残念だったように思う。
これが、もし本人も見ている方ももしかしたら本当は最初からソフィじゃなかったんじゃないかと思わせる方が不安になるし、緊張感を保てるから。
その選択肢の多さが、面白さを助長するのに.....
優しすぎたストーリーがツッコミところを広げてしまったと思う。
そもそも、普通の女性がちょっと鍛えているからといってあんなにスピーディーに逃げられるわけがない。
アクションスターと同じ勢いで逃走するシーンは、ある意味ギャグである。
エリック・カントナから逃げれるくらいの体力と早さをどこで身につけたというのか。
フランス女に秘密は多いということだろうか。
見どころのはずのエリックさん。
まさかの違和感なしで、普通に刑事に見える。
それが正解なんだけど、ちょっと残念。
主人公にアクション要素をすべて持っていかれてあまり活躍しない。
エリックさんの顔の半分は、ヒゲでできている。
そのため、表情が分かりにくいのが難。
この人のアクションが見たい。
元選手が体力使わなくてどうするんだ。
早くアクション映画主演作、出ておくれ。
一昔のフランスサスペンスって眠くて謎が解ける前に、撃沈していたのに。
そろそろ、長い眠りから覚めないとマズイと気づいたのでしょうか。
ただ、アメリカっぽくなりすぎても悲しい。
おフランスらしさを残しつつ、寝かせない作品をもっと量産していただきたい。
フランスも好きな国なので、行きたくなりましたが...
今は、断然アイスランド!
夏にオーロラ。
「たまや~」と叫びたくなるでしょうね。
ちぶ~的エリック・カントナ、俳優としてどうカナ度3
意外にそこそこいけそうな勢い。彼よりへたくそな俳優はいっぱいいるカナ。