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暑中を見舞います「三国志英傑伝 関羽」

梅雨が終わったらしい。

 

いつも思うけど、その境界線が分からない。

 

何をもってして終わるのか。

 

いい加減な統計とやらを並べているに違いない。

 

本当のことは天のみぞ知る。

 

ただ、梅雨明け宣言の後にやたら暑くなることは分かっている。

 

だから、宣言しないでくれた方がいい。

 

避けられない夏が本格化した今日。

 

部屋には扇風機しかない。

 

夏がつらいのは、熱いパソコンの前で映画を見ることである。

 

将来、エアコンにもなるパソコンを開発してほしいと地味に願うばかり。

 

 

 

よりによって暑苦しい映画「三国志英傑伝 関羽」を見てしまった。

 

見てる方も熱が入るドニーアクション、今度はソードで攻めてます。

三国志英傑伝 関羽

あらすじは....

劉備と敵対する曹操チアン・ウェン)の捕虜になった関羽ドニー・イェン)は、「白馬の戦い」で劣勢だった曹操軍を勝利に導く。並外れた武勇に加え忠義に厚い関羽を部下に引き入れようとする曹操だったが、劉備への忠誠を貫く関羽の願いを聞き入れ、六つの関所を手形なしに通行できるよう手配する。しかし皇帝が関羽殺害の命を出したため、彼は行く先々で命を狙われ……。

(引用)

 

ドニーさんの反日が嫌いな人に朗報。

 

これは、関羽の話なので反日ゼロです。

 

純粋にアクション映画として楽しめる。

 

ドニーが武器を持ったらどうなるか。

 

これを見ると、ジェット・リーの「HERO 」を見直したくなる。

 

ジェット・リーの後釜と言われているドニーさんだが、まだ超えてはいない。

 

素手でも武器を持っても最強のジェットに勝る日はそう遠くはないはずです。

 

 

まず、ドニー関羽の武器が素晴らしい。

 

身長より長い刀。

 

持つだけで体力を消耗し、どう見ても邪魔。

 

普通の刀を持った方が明らかに戦えそう。

 

しかし、その矛盾と無駄なポーズがそそる。

 

暑苦しい顔つきにヒゲ。

 

本当は、小柄なのにそうは見えない存在感。

 

ドニーは、刀を持っても最強らしい。

 

特に、壁に囲われた狭い道で戦うシーン。

 

もっと広いところで戦って!という心配をよそに壁をぶっ壊す勢いで魅せてくれる。

 

体型にそぐわない武器が最も生かされる場面である。

 

全編、アクションが多めで気軽に見れる。

 

さすがに毒針さされても凄まじい根性で戦う姿には笑ってしまった。

 

あの執着...

 

あの筋肉....

 

とにかく、濃い男なのである。

 

でも。

 

今回、欠点に気付きました。

 

「レジェンド・オブ・ザ・フィスト 怒りの鉄拳」の時と同じ違和感。

 

アクションが、悪くはないがよくもないのだ。

 

「イップ・マン」のアクションは、エンタメ性が溢れていた。

 

なぜだと思ったら。

 

レジェント~とこの作品のアクション監督は、ドニーさんであった....

 

まさかのエイドリアン(ブロディ)オチと一緒。

 

俳優が製作の方に手を出すと大抵よくない結果になる。

 

ジャッキーくらいになると、心配ないんだけど....

 

ドニーでよくなってるのに、ドニーで悪くなるという±ゼロ.....

 

関羽同様、切ない。

 

関羽という人物を知るにはわかりやすいと思う。

 

平和を求めていると言いつつも、武士だということをいいことにガンガン斬りまくる姿は共感できないけど。

 

時代がそうさせたのか、血が騒ぐのか。

 

どちらともとれるドニー関羽の男くささは、やはり嫌いにはなれない。

 

 

しかし、夏に暑苦しい男は危険である。

 

熱中症どころではない。

 

ドニーさんに会える日がくるのなら、絶対に冬。

 

映画も冬に見るべきだったと後悔するくらいの「THE 男」なのだから。

 

 

ちぶ~的純愛度4

ドニーさんのいきすぎた恋心に、結構ドン引きした私...