私のミュージックプレイヤーは、動画も見ることができます。
ちょっと前までは、youtubeの動画をyoutube fireというサイトでmp4に変換して自分のミュージックプレーやーに保存してPVを見ていました。
CDを買わなくてもその曲だけ楽しめるので、気に入っていたんです。
それが...
著作権のことで訴訟が起き、今は閉鎖中。
あきらめてたのですが、今日授業で変換サイトの情報を入手。
授業の中で使ってみたんです。
海外のサイトらしくどこも英語だらけ。
挙句の果てにダウンロードボタンばっかりで。
余計なものをダウンロードしてしまい、肝心の動画がなかなか変換できない始末。
ああいうのは、広告で稼いでいるのでわかりにくいんですよね。
もう、「なんじゃこりゃー!」とPC投げたくなりました。
なんじゃコリャ映画界の巨匠アンジェイ・ズラウスキー。
あの「ポゼッション」で知った奇人ぶり。
「ワルシャワの柔肌(はだ)」も期待を裏切らない変作です。
あらすじは...
イタリアからワルシャワにやってきた18歳の少女(イオーナ・ペトリ)は、部屋の貸主でもある人類学者ミシェル(ボグスワフ・リンダ)と官能的な性欲の日々に溺れるようになる。ミシェルは実力者の娘と婚約を交わしていたが、それも取り消してしまった。そして、天使と悪魔の両方の顔をもつ少女の行動もエスカレートしていき…。
どこがワルシャワの柔肌だ。
タイトルとパッケージ画像から予想されるエロティックさも穏やかさもココには一つもない。
冒頭から、もう狂っている。
異常なスピードにあなたはついていけるだろうか。
序盤から普通の感覚で観てはいけないとあきらめる映画である。
ポーランドで大ヒットしたって本当か?
当時、よっぽど抑圧されていてエロが見たかったのだろうか。
このエロはエロではないのに。
あんな気味悪いエロシーンだと、いやらしい気持ちも吹き飛ぶと思うんですけど。
意味が分かって見ていたのか?
センセーショナルなんてそんな生易しいもんじゃない。
こんな映画、この人しか作らない。
というかできないです。
最低だと思う人が正常だと言いたくなる。
私は正常じゃないので結構好きである。
意味不明映画コレクターなので。
これは、まさにオカルト。
愛はオカルトなんだと思わせる。
「ポゼッション」を初めてみたとき、ホラー映画じゃないのに、どんなホラー映画にも超えられない恐怖を見た気がした。
知ってはいけない人間の闇。
アンジェイ・ズラウスキーという人は、目を背けたくなるものを平気で見せる。
表現も実に直接的。
今作は、性欲と食欲でそれを見せつけるわけだが。
意味わかんないダンスでまた表現。変ぶりが炸裂してます。
何を見ても何をしても怖くなる狂気の女。
最初、普通だった人まで当たり前のように、豹変。
全部、エグイ。
濃すぎて大変。
だんだん疲れてきて、ベットシーンが多すぎて寝ちゃったほど。
それでも奇妙で儀式みたいな音楽が、常に緊張感を保っている。
もう、映し出していることの真の意味はもっと遠くにあるんでしょうな。
壮大なんだよな、いつも。
ポーランドの悲劇がここにもあるんだとおもうけど。
今回は、どんなことにも当てはまると思いました。
男女関係もそう。
戦争も宗教も政治も。
ただのラブサスペンスとして見ると頭がおかしくなります。
当時のポーランドの情勢を表現している絵画のような映画だと解釈してみました。
監督、過去にいったい何があったんだろうか...
普通の女と付き合ってたらこんな映画できないと思うんですけど...
それか相当の妄想変態野郎なのか。
と、いつも気になってしょうがない。
また、私のオカルト映画史に残る作品が増えました。(本当はドラマのつもり?)
性欲と食欲は密接な関係にあるといいますが。
冷静に考えると、怖ろしいことです。
それが本能ですけどね。
いや、一番怖いのは巨匠か。
うん。絶対変態。
ちぶ~的狂乱度5
あんなテンションおかしい人と普通に話せてる時点で変な男だったてあとで気づくタイムラグ。