パソコントラブルはハマるとなかなか抜け出せない。
まず、原因が分かるまで時間がかかる。
というか素人には原因を解明することすらできない。
授業を聞いているだけで、そこまでの技術が身に付くはずない。
今日は、一時間も居残り。
先生よりも詳しい方(同じクラスの人)に直してもらった。
芸は身を助ける。
特技があるってカッコイイ。
会社は特に、いつどうなるかもわからない不安定な場所。
自分の実力と信頼される人柄をもっていれば、どこでもやっていけるんだよなとふと思った。
「モンスター上司」を見て、会社は人で出来ていると改めて実感。
実力と人材に恵まれてさえいれば、どんなにつらくても乗り越えられるはず。
あらすじは...
毎日のようにウンザリする仕事をしているニック、カート、デイルの3人は、それぞれのどうにも耐えられない上司を葬り去れば、少しはマシになると考えるようになる。彼らは怪しい雰囲気の酒好きな元詐欺師のアドバイスを受け、絶対に成功する“上司排除計画”を遂行するが、最高の計画だったはずなのに穴だらけで……。
こういう映画は、生きるために働かなければならないすべての人にとって鉄板である。
もちろん映画なので、リアリティのないモンスター上司ばかりだが。
どの会社に行っても大抵いるのである。
怪物が。
それが上司なら尚最悪。
私自身も尊敬できる上司に出会えたのは、2,3人しかいない。
あとは、プライベートでは絶対に関わりたくないバカばかりである。
そんな人にこそ見てほしい。
フラットに笑い飛ばせる会社への不満。
生きるためには、結局は我慢しなければならないので。
代わりに映画で怒りを抜きましょう。
アメリカの仲良し三人組男子ってお決まりなのだろうか。
「ハングオーバー」のような派手さはないがこのトリオも地味に面白い。
バランスがとてもいい。
最後まで変わらないトリオの魅力が作品の芯になっている。
わき役であるはずのモンスター上司が強烈。
胃がキリキリするようなサディストぶりは、さすがという感じ。
バカハラ上司のコリン・ファレル。
見たことのないくらいのはじけたキャラで。
最初、目を疑った。
本当にただのバカだった。
これくらいのことが出来てきたということは、俳優としては息の根が伸びたのではないだろうか。
セクハラ上司のジェニファー・アニストン。
ブラピに捨てられてからの捨身が怖いほどすごい。
ただの痴女ババァ。
元々、美人ではない。
なぜテレビドラマ出身の女優は馬顔が多いんだろう...
スタイルがいいのかもしれないが、セックスアピールを感じない。
アンジーに奪われた理由はそこにある。きっと....
これくらいイカれた役の方が面白い。
どうせなら今後もっと引くくらいのヘンテコ女優になってほしい。
とにかく主役からわき役まで豪華。
キャラも濃いはず。
全体的にもクスっと笑えて楽しい。
でも、足りないのだ。
厳しいことをいうようだが...
「ハングオーバー」のように、いかにもアメリカンな笑いをてんこ盛りにするべきだったと思う。
笑いもドラマの部分も、もっと深く掘り下げていたら傑作だった。
意外にもおとなしく済ませてしまったのは、本当にもったいない。
仕事に向かってばっかりだと目の前しか見えなくなる。
だから、考えも固まってしまう。
このままでいいのだろうか?
と、いつまでも付きまとう苦悩。
こういう作品は、一見くだらない映画に見えるがそうじゃない。
視点の切り替えをするきっかけにはなると思う。
知らないうちに、映画が薬になってるかも。
仕事を楽しむって一言でいうと簡単そうだけど、それができる人って本当に幸せ者。
映画みたいにどんな時もバカできる友達がいるっていうのも大切ですね。
ちぶ~的ブラック会社度5
世の中には人格が崩壊している上司もいる。それに当たる確率は宝くじより数倍高いという皮肉。