『あれ!?恋なのか!?』
- ⭐️作品情報
- ⭐️ちぶ〜的評価
- ⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
- ⭐️またアレが題材!
- ⭐️難解さが批判されているらしいが...
- ⭐️猫好きにはたまらない!にゃんとも言えない憎たらしさ!
- ⭐️賞ノミネート数は多いが無冠!
- ⭐️新海誠は恋愛バカ好き?
⭐️作品情報
本日の映画🎞️※Filmarks引用
すずめの戸締まり(2022)
製作国:日本
監督 新海誠
脚本 新海誠
原作 新海誠
キャスト
花瀬琴音
⭐️ちぶ〜的評価
🐽🐽🐽3ブヒ(ノーマルちぶ〜)
⭐️ちぶ〜的おぼろげなあらすじ…
ある日、すずめは「扉を探している」というイケメンに廃墟への道を教える。胸騒ぎがして、その後彼を追いかけるが...
※本日は、ちょいネタバレかもしれないことを語ります。嫌な方は飛ばしてください!
⭐️またアレが題材!
個人的に「君の名は。」があまり好きではなかった。
最後のセリフは予想できていたし、普通現代人はその言い回しはしないので不自然さ満載。
やっぱり出てきたセリフに、あざとさを感じずにはいられなかった。
題材もそうである。
今回も同じではないか...
そう思った瞬間、ちょい萎えた。
私は東北に住んでいるので、あまり震災のネタを見たくない。
最近、このネタをやれば評価が高くなる傾向にあってそれも気に入らない。
「キリエのうた」をなぜか許せたのは、監督が仙台出身だったこともあり嫌味には感じさせない残酷さがきちんとあったからかもしれない。
新海誠は所詮、本当の震災を経験していないじゃないか。
東日本大震災の苦しみが分かるものか!と、どうしても思ってしまう。
本当は芸術にそんな考えは不要だと分かっていてもだ。
そこにチャラっと恋愛を放り込んでくるのも、新海誠らしいのだがとっても気に入らない(笑)
でも、今回はそれでもちょっと良かった部分が多かった。
私が大好きなSixTONESの松村北斗が声優だしね。(結局不純な動機w w)
⭐️難解さが批判されているらしいが...
私もこの作品は、何を言いたくて何を象徴しているのかは大体分かっても腑に落ちない点が何個かあった。
そこがとても興味深い。
ダイジンがなぜあんなことをしたのか。
結局、あの災はなんだったのか(笑)
理由はそもそもない気もするが、そこを考えさせてくれる。
それが一番のこの映画の見どころではないか。
なんでもかんでも説明があって、分かり易けりゃいいってもんじゃない。
じゃぁ、なんで震災は起きるの?
と、いう疑問と同じではないのか。
分からない、理解できないから怖い。
知ろうとすること、もがくことが大事なんだと改めて思いましたね。
⭐️猫好きにはたまらない!にゃんとも言えない憎たらしさ!
この作品を嫌いになれなかったのは、”猫”という兵器を掲げられたからです(笑)
めっちゃ可愛いんだよ〜!
しかも、あの仕草!
本当にするからね、あの動き!
うちの子じゃないの!?と、猫を飼っている人は皆思ったはずw w
猫をあの象徴にするという発想も素晴らしいです。
猫飼いの人たちなら共感してくれると思いますが...
猫は、神秘的な生き物なんですよ。
古代エジプトでは神の使いとして神聖な生き物という扱いだったくらいですから。
気まぐれ、自己中、独立した精神は、時にとても憎たらしいですが...
振り回されるのも苦痛にはならないくらい可愛いのです。
だからダイジンのやったこともしょうがないのね(笑)
自然と一緒。
誰にも予想できないし、理解できない。
振り回されても全ては自然がしたこと。
自然があるおかげで生きていけている人間にとっては、自然災害はどうしようもできないことなんですよ。
それを踏まえて、アニメに興味なくても猫飼っている人には見てほしい作品でした。
調べたら、あの猫界の有名ジン”もちまる”も動画共演してました...
恐るべし!
⭐️賞ノミネート数は多いが無冠!
ベルリン国際映画祭やアニー賞、ゴールデングローブ賞等々華々しい賞レースに参戦したものの無冠。
そもそもノミネートされるだけで素晴らしいのですが。
やっぱり題材の扱い方が難しいからというのが大きな理由な気がします。
今もどこかで大きな自然災害が起きていて、特に新型コロナウィルスの蔓延もありましたからね。
どうしても気軽に持ち上げられる作品ではないのでしょうね。
それでも、今までの新海誠作品で震災を扱った作品の中ではあざとさは少なめだったのではないでしょうか。
⭐️新海誠は恋愛バカ好き?
まだ「天気の子」見てないのですが(笑)
個人的には「秒速5センチメートル」のようなコッテコテ恋愛を描く方が得意分野だと思いますので、そちらへ戻ってもいい頃かと思いますw w
そういえば、こちらでは今「秒速5センチメートル」が上映中なんですよ。
私はもう見ないけどっw
あれ見ると、ものすごい苦しみを味わうからなぁ〜。
山崎まさよしの歌が、また良すぎるんですよ...
あの感情は今は不要ですが、まだ未見で恋を思い出したい人にはお薦めであります!(笑)