ホラー映画さえあれば!

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「孤狼の血 LEVEL2」

孤狼の血 LEVEL2」


『続編上等!前作超えることが全てじゃない。』

 

 

そりゃぁ、前作の役所広司が最高でしたよ。

 

あれを超えることは絶対にない。

 

それが分かっていても続編を作ったこと自体讃えたいと思う。

 

大上(役所広司)の後継いだ刑事日岡松坂桃李)の死闘。

 

昔のヤクザ映画の匂いをぷんぷんさせながら繰り広げられるバイオレンス。

 

…やっぱり、最高だ!

 

 

東映しか作れない世界観。

 

最近の映画では絶対に見れない血で血を洗うシーンの数々。

 

いかに監督が昔のヤクザ映画を愛していたかがよく分かる。

 

古臭くてダサくて、今の時代にはない人情とバイオレンスが刺激的!

 

ネタバレになるからあまり言えないけれど、もうこの闘いにはシビれてばっかりだった。

 

笑っちゃうほど、ズルくてみっともなくて泥臭い。

 

人間の本質なんてこんなもんだというブチかまし方にストレスもぶっ飛んだ。

 

容赦なんて微塵もない。

 

舐めてかかると痛い目を見る。

 

 

とにかく松坂桃李が素晴らしすぎる。

 

前作とは全然違う変貌ぶりにも驚くが、同じ役でここまで幅を広げることができるとは…

 

こんなにいい俳優になるとは誰も思っていなかっただろう。

 

恐るべし…

 

終始怖かった鈴木亮平も、出始めの頃はこんなに化けるとは思いもよらなかった。

 

主役タイプじゃないけれど、強烈な印象を残すいい俳優になったと思う。

 

個人的にはそれでも役所広司が観たかったと思ってしまう。

 

それくらい前作は素晴らしかった。

 

 

今の時代、ヤクザ映画が全面に出てくることはない。

 

その代わり説明ばかりの考えなくてもいい映画ばかり増えてきた。

 

それでも、私はそれなりにホラー映画を見て脳みそを鍛えているつもりだったけど…

 

久々にこんな刺激的な映画を見た気がする。

 

脳みそをグジャグジャにかき回された気分。

 

グロシーンの耐性がない人は気をつけたほうがいいですが、生ぬるい現代社会に浸かってしまっている人達にこそ見てほしい作品ですね。

 

 

ちぶ〜的広島じゃけぇ度5

広島弁とタバコだらけ!これを見終わったら広島弁を使いたくなる!

 

 

本日紹介した映画は…

孤狼の血 LEVEL2 (2021)

監督 白石和彌

孤狼の血 LEVEL2」
あらすじは…
広島県警呉原東署刑事二課の日岡秀一(松坂桃李)は、マル暴の刑事・大上章吾に代わり、広島の裏社会を治めていた。しかし、上林組組長の上林成浩(鈴木亮平)が刑務所から戻ったことをきっかけに、保たれていた秩序が乱れ始める。上林の存在と暴力団の抗争や警察組織の闇、さらにはマスコミのリークによって、日岡は追い詰められていく。
 
yahoo!映画より引用)