ホラー映画さえあれば!

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「罪と女王」

 

『被害者と加害者の境目。』

 

ただの不倫物語かと思ったら大間違い。

 

本能である欲望に負けた瞬間、人生が狂い始める。

 

正義の味方は所詮、偽善だったのかもしれない。

 

幸せだと思っていても、地位や名誉があっても人間は一瞬にして全てを失ってしまう選択をしてしまう。

 

それが人間の愚かさであり、恐ろしさだ。

 

この妻、この女…

 

恐るべし。

 

 

要は、欲求不満。

 

仕事で、性犯罪の被害者を弁護をしていても関係ない。

 

彼女は、そもそも欲深い性分だったのかもしれない。

 

それなりに全てがうまくいっているからこそ、なんでも上手く手に入ると思ってしまった。

 

あんなに完璧に嘘をつけるのは女だけ。

 

守るものがある分、女はどんなことでもやれてしまう強さがある。

 

ただただ、男性陣が気の毒。

 

でも、女から見ると共感し難いが有り得ることだと思ってしまう。

 

 

欲望に負けて不倫に走る、犯罪に走るのは男だけではない。

 

むしろ、女の方がタチが悪い。

 

巧妙な技を使って完全犯罪ができてしまう。

 

この物語を"夫"ではなく"妻"で描いたというのが本当に素晴らしい!

 

しかも、悪気がない…

 

ある意味、そこらへんのホラー映画より怖かったです。

 

 

ちぶ〜的不倫度5

だから不倫で純愛っていう話は信じられないんだよな。

 

本日紹介した映画は… 

罪と女王 (2019)

DRONNINGEN/QUEEN OF HEARTS 

監督 マイ・エル=トーキー

「罪と女王」
あらすじは…
敏腕弁護士として児童保護の案件を扱い、家庭では優しい医師の夫と幼い双子の娘に囲まれているアンネは、夫と前妻の息子でスウェーデンの学校にいた17歳のグスタフがトラブルを起こして退学になったことを知る。グスタフをデンマークに連れ帰ったアンネは、暴力的な彼を正しい方向に導き家族として迎え入れようと励む。二人は次第に距離を縮めていくが、親密になった果てに性的な関係に陥る。
 
yahoo!映画より引用)