『愛と欲望は瓜二つ。』
17歳で結婚し、自由を奪われる。
愛してくれると思っていた夫は自分に興味がない。
毎日に不満を募らせ、全ての欲望を閉じ込められる。
それがやがて憎悪に変わっていく…
ありがちだけど、現代でもあるあるネタ。
女が怖いのか男が怖いのか。
いや、人間自体が恐ろしい生き物なのだ。
愛と欲望は全く同じように見える。
だが、入り口は一緒でも芯は全然違う。
彼女は見た目に惑わされ愛と欲望を履き違えたのだ。
一つの欲望を手に入れると、もう一つ欲しくなる。
その欲望の味を知ってしまったら、後には戻れない。
どんなことをしてでも手に入れなければいけない衝動に囚われる。
それこそが本当の恐怖。
憎悪を抱いていた側の人間に成り下がる。
結局は同じ穴のむじな。
欲張り女の悲惨な末路って感じで終わってしまうけど…
誰だってこうなる危険性って絶対持っていると思う。
抑圧されすぎた心ほど、大きな爆弾になるってことを忘れちゃいけない。
何事も適度に我慢して解放することが大切。
全てはバランスってことですよね。
ちぶ〜的悪女度5
確かに悪いんだけど、なんだか同じ女としてはどこか全否定できなくて…最低だけどあの悲しさには寄り添いたくなりました。
本日紹介した映画は…
レディ・マクベス (2016)
LADY MACBETH