『馬鹿くささの中にある絶対的な愛。』
チャウ・シンチー監督作品って絶対くだらない。
あのギャグもノリも私は苦手で、いつも笑えない。
でも、胃腸炎で具合が悪かったので元気を出そうと思って見た(笑)
意外にも環境問題への警鐘メッセージが込められていてメッセージ性が強かった。
そして、何よりもこの結末は乙女たちに希望を与えたのではないだろうか。
人魚姫って本当はシビアな話だ。
何かを得るには、犠牲を払わなければいけない。
それがたとえ無償の愛が理由だったとしても、神様は救ってはくれない。
何かを得たら何かを失うというのが自然の摂理。
だから、本当はロマンティックな話じゃない。
だけど、この人魚姫はとてもロマンティックだ。
超くだらない中身スカっスカのコメディの後にまさかこんなロマンチストを感じさせる結末が待っているとは…
ちょっとチャウ・シンチーを好きになってしまいそう(笑)
今まで真面目な人魚姫を見てきた人にはこの作品をお勧めしたい。
ただ、めっちゃくだらないので期待はしないで(笑)
あと、タコ人間もいますからね(笑)
ちぶ〜的人魚姫度5
人魚ちゃんは可愛かった〜。あんな汚れ役じゃなくて正統派の役を演じてほしいわ(笑)
本日紹介した映画は…
人魚姫 (2016)
美人魚/THE MERMAID