『こんな天才になりたい。』
最初から結末は分かっている。
観たくない苦悩はいらない。
薄っぺらく感じるけれど、リアルなブラックさは言われなくても想像できるし...
というポジティブ映画が好きな方にはもってこいな作品。
リアリティはあまりない。
夢見る夢子なピアニスト映画。
でも、それでも、こういう映画って感動しちゃうんですよね。
努力家から見れば、天才は敵かもしれない。
いくら努力しても天才には敵わなから。
生まれ持ったセンスや無欲さは努力では手に入らない。
だからこういう天才が羨ましくなる。
誰かに見つけてもらえれば、天才は唯一無二の存在になれる。
まぁ、それでも天才は天才なりの苦悩があるんだろうけど...
でも、やっぱり憧れますよね。
この作品はハッキリ言って薄くてリアリティがない。
主人公にもあまり魅力がない。
ただ、ピアノの演奏のシーンはグッとくるものがある。
選曲もぴったり。
日ごろのドロドロした世界で疲れている人にはこのくらいの安心感が必要かもしれない。
サクセスストーリーってだけで、応援しちゃうしね。
私も昔、ピアノを習っていたのでやっぱりピアノっていいなって思いましたねぇ。
ちぶ~的パリ度5
おフランスってこういう世界が当たり前にあるんでしょうね。芸術の国。恐るべし!
本日紹介した映画は...
パリに見出されたピアニスト (2018)
AU BOUT DES DOIGTS
- 監督 ルドヴィク・バーナード
- あらすじは...
- パリ郊外で家族と裕福ではない暮らしをしているマチュー(ジュール・ベンシェトリ)はピアノが大好きな青年で、表向きはクラシックを否定しながら、ひそかに練習し続けていた。ある日、パリの北駅に置かれたピアノを弾いていると、偶然通りかかったパリ国立高等音楽院のディレクター、ピエール(ランベール・ウィルソン)から声を掛けられる。その後警察に捕まったマチューは実刑を免れるため、公益奉仕を命じられた音楽院でピアノのレッスンを受けることになる。
- (Yahoo!映画より引用)