ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

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見ることはもうない「ラストタンゴ・イン・パリ」

 ラストタンゴ・イン・パリ」というタイトルはずっと知っていた。

 

ベルナルド・ベルトルッチ監督作品で主演はあのマーロン・ブランド

 

最近ではバター事件で話題になった。

 

それを加味しなくてもこの「ラストタンゴ・イン・パリ」は、一度見れば十分な作品だった。

ラストタンゴ・イン・パリ



バターを使用して強姦するシーンは、相手役のマリア・シュナイダーに許可をとっておらず本番でいきなりしたということで大きな批判を呼んでいた。

 

監督によると、バターを使うということ以外は彼女は知っていたということだが...

 

そういう問題ではないだろう。

 

女の子としての反応が欲しかったという理由は、もはや映画監督の言うことではない。

 

ただのすけべオヤジの言い訳にしか聞こえない。

 

実際、あのシーンだけ妙にリアリティがあって痛々しかった。

 

屈辱的だったと思う。

 

もし、その事実を知らずに見ていたとしてもこの作品は私には合わなかっただろう。

 

長ったらしい会話に退屈を感じ、無駄に感じてしまうラブシーンの数々。

 

ただ、男と女の虚しい情欲の果てが最後に残る。

 

名作だと称える人たちを否定する気は一切ない。

 

むしろ、分からない私が幼稚なのだろう。

 

もしかしたら、この映画のラストのように男と女で映画に対する見方は違いがあるのではないだろうかと思った次第。

 




ちぶ~的タンゴ度2
もっとロマンティックにきちんと踊ってほしかったです。