なんでも、何かが始まる時ってウキウキしますよね。
もちろん、不安も感じますけど。
でも、「ソロモンの偽証 前篇・事件」みたいな事件の始まりはさすがに不気味すぎますけどね。
宮部みゆきのベストセラーの実写化。
2部作ということで見るまで時間を要した。
見てみたら...
やっぱり長かったですね。
始まりはイイ。
ウサギ小屋の前で見つける死体。
いわゆる青春サスペンスである。
学生時代特有の不安定さやいじめ、家庭の不和...
誰もがそれぞれに小さからず悩みや苦しみを抱えている。
疑わしき人が大勢。
真実はたった一つなのに、疑えば疑うほどに真実の数さえ分からなくなる。
とにかく樹理ちゃん演じた石井杏奈がすごすぎて唖然。
あの表情はまさにホラー。
母ちゃん演じた永作博美も怖い。
閉鎖的な二人の生活はなんだか名作「キャリー」を感じさせた。
裁判が始まる前で前編は終わる。
かなり期待させてしまう前フリは、原作のうまささえ感じた。
※後篇は明日に続く。
ちぶ~的樹理ちゃん度5
過保護って子供をある意味苦しめてますよね~。自由って大事なんだな。