事件が終わるとホッとする。
というかホッとしたい。
だけど、そうじゃない事件の方が多い。
事件が終わっても、事件の傷は「ソロモンの偽証 後篇・裁判」のように消えないだろう。
正直、ティーン映画になってしまった感。
そもそもそうだったのかもしれないけれど。
もっと大人っぽい作品だと思っていたので、ラストはどうしても萎んでしまったような気がする。
でも。
事件の動機も結末も思春期を生きたことがある人なら共感できるところがたくさん。
ほろ苦さや切なさを感じさせる。
誰もが被害者であり、加害者。
本当の嘘つきは自分だったりする。
誰も信じられないときこそ、誰かを信じなければならない。
結局、自分一人では何もできないのだから。
2部作ということで、見ごたえのある作品ではあった。
この作品がきっかけでブレイクしそうな女優さんがいて、今後が楽しみ!
やっぱり…最後の一押しは欲しかったところ…
ちょい残念ですねぇ。
ちぶ~的裁判度4
学生であそこまでできるものだろうか。実際の事件を扱うのは無理だが、授業で裁判ごっこをするのもいい勉強になるかもしれない。