ホラー好きの私は、大抵のものに恐怖を感じ脳内変換してホラー映画にする。
でも、さすがに粘土に恐怖は感じたことがなかった(笑)
展開はタイトルから想像できるけど...
意外と面白い!
動きは鈍いが、血を吸われたら大変!
これが、邦画っていうのはなんだか嬉しくなりました。
とにかく、特殊メイクが素晴らしい。
粘土を使っての恐怖シーンもこんな風にできるんだぁという感動があった。
チープに感じるところもあるけれど、監督のセンスが光っていて楽しい。
スピード感はないけれど、逆にじっくり見れていいかもしんない(笑)
人間関係はそんなに複雑には絡んできませんが(笑)
やっぱり芸術の曖昧さからくる苦悩とか焦りがあって、そこは見ていて感情移入してしまいました。
美術系の学校って通っていても、実際美術だけで生きていける人ってほんの一握りの人達だけだろうし。
彼らのむき出しになっていく愚かな心がホラーになっていくところは良かったと思います。
粘土に吸われちゃうのは血だけじゃない。
それが一番怖いとこ。
いや、本当は血だらけの粘土さんを一番怖がりたいんですけどね~(笑)
ちぶ~的恐怖の粘土さん度5
自由自在に形を変えれちゃうって怖いですよね~。襲い方が結構気持ち悪いのもいいところかもしれません。
本日紹介した映画は...
血を吸う粘土 (2017)
VAMPIRE CLAY