『珍しく韓国の刺々しさが薄め。』
これのリメイク版が日本の「22年目の告白 私が殺人犯です」だ。
私は、日本版のあのピリピリとヒリヒリするシリアスさが好きだった。
一体だれが犯人で、真相は何なのか...
最後まで目が離せず、熱中した。
だからこのオリジナルがずっと気になっていた。
やっと、見ることができたが...
予想外にコメディ調のところもあり、エンタメってたのでびっくり。
むしろ、日本版の方が韓国映画のような冷たさがあったように思う。
もちろん、大体の展開は同じだから面白いんだけど...
韓国版も日本版も、共通して言えるのはマスコミに踊らされている傍観者の怖さだ。
真実よりもスキャンダラスなものに世の中は飲み込まれている。
確かに、殺人の犯人はいるけれど共犯にもなりえるのが事件を好奇な目で見てしまう傍観者ではないだろうか。
そして、改めて思う。
藤原竜也の劇場型演技は日本の誇りだなと。
ちぶ~的エンタメ度5
日本版より見やすいので、シリアスがつらい人はこちらを薦めたい。私は結末も日本版の方が好きですけどね
本日紹介した映画は...
殺人の告白 (2012)
CONFESSION OF MURDER
- 監督 チョン・ビョンギル
- あらすじは...
時効の成立後、イ・ドゥソク(パク・シフ)という男が、自分は15年前に世間を騒がせた連続殺人事件の犯人だと告白する。その後、暴露本を出版した彼はそのルックスの良さも味方し、一躍時の人として世間にもてはやされる。一方、ずっと犯人を追い続けてきたチェ刑事(チョン・ジェヨン)は、本の中にまだ解決されていない事件の真相の記述がないことを不審に思い……。
(Yahoo!映画より引用)