自分が何か罪を犯した場合、どんなに小さいことでも自分がやりました!
ってなかなか言えませんよね。
罪を認めるってとても勇気がいります。
だからこの「22年目の告白 私が殺人犯です」の記者会見のシーンを予告で見るたびに気味が悪かったんですよねぇ。
韓国映画「殺人の告白」のリメイク。
私は未見。
予告を見てからずっと気になっていてやっと見てみた。
不敵な笑みが似合う藤原竜也。
正義感溢れる男がぴったりな伊藤英明。
絡み合う事件の真相に驚愕する。
なるほど!
と、思った。
今まで、このアプローチはなかった気がする。
SNSで世の中が翻弄される時代だからこその不気味さがいい。
殺人者が有名人になり得る世の中。
誰もが真実よりもマスコミを信じてしまう恐ろしさ。
これはある意味、SNSホラーと言ってもいい。
人は分かりやすくて目立っていることばかりに目を向ける。
表面的な部分だけを見て、中身を開こうとしない。
それは、とても愚かなことだ。
とても恥ずかしいことだ。
それなのに、それに気づけない。
そんなブラックな風刺に唸った。
藤原竜也のいつも通りの怪演とあの髪型には笑ってしまった。
きっといつかこの映画のように、"殺人犯”がメディアに現れることがあるかもしれない。
その時も同じ髪型な気がする(笑)
ふざけてて、インテリっぽく見せようとするキザさ...
私はなんだかリアルだなって思いました。
ちぶ~的告白度5
この告白にはびっくりした。予想はしていたけれど、別の驚きもあったし。とても見ごたえがありました。