『こんな屋敷に自ら行かなければならなくなった不幸さが地味に怖い。』
よくある幽霊屋敷。
怪奇現象を研究したがる人々。
ざわざわしてくる人間関係...
王道だ。
白黒ホラーだ。
だけど...ちゃんと怖い!
色がないのに、不気味さが色づいている。
孤独さや寂しさが作った心の隙間に悪魔は近づくのだ。
カメラワークが恐怖を回転させる!
怯えるレディの動揺が見ているこちらにも移ってくるのだ。
悲しさが敏感にさせる恐怖が派手じゃないけど、じわじわとくる。
やっぱり、静かに忍び寄る怖さの方が日本人には特に響くのかもしれない。
何気にラストも当時はきっと斬新だったに違いない。
この映画を見た後、映画館から家に帰る帰り道は絶対に何回も後ろを振り返っただろうなと勝手に想像してしまいましたよね~。
ちぶ~的古典的恐怖!5
今見ればありきたいな展開だけど、随所に今見ても驚かされるテクニックがある!これはすごい!
本日紹介した映画は...
たたり (1963)
THE HAUNTING
(Yahoo!映画より引用)