『オチより怖いチンピラの性欲!』
ホラー映画のような雰囲気を持ちながらもサスペンス要素の方が強かった。
閉鎖的な田舎にある昔の実家。
そこは、皆に近づくなと言われるいわくつきの家だった…
一体何がいるのか?
そんな展開に引き込まれながらも、本当に怖かったのは田舎に住んでいるチンピラたちだった(笑)
夫婦が主人公なのだが、どうやら年の差カップルで若妻(キャロル・リンレー)がやたらと美しい。
そりゃぁ、世界が狭い田舎のチンピラも首ったけになっちゃうよねという説得力があった。
私的には、それよりも旦那役のギグ・ヤングの活躍に驚愕(笑)
カンフー並みの強さで妻を守ろうとする姿に胸キュン。
でも、肝心な時には現れないので若干イラつくが(笑)
一番怖いのは、若妻に執着しどこまでも追いかけてくるチンピラその1(オリバー・リード)。
いやらしい目つきが超キモイ(笑)
本来のオチである部分よりも私はこの男のしつこさが不気味で怖かった!
性欲ってのはここまで人を狂わすんですね...
物語のオチは別の場所にあるが、実際昔はこんなことってたくさんあったのでは?と思う。
ホラー描写寄りで描いていくところは私の好みでした。
ホラー好きな人も楽しめるサスペンスと言えるかもしれません。
ちぶ~的愛妻家度5
あんな強い旦那だったら安心だな~。若妻が好きになったのも分かりますね~。
本日紹介した映画は...
太陽の爪あと (1966)
THE SHUTTERED ROOM/BLOOD ISLAND
- 監督 デヴィッド・グリーン
あらすじは...
ニューイングランドの孤島にある、遺産として受け継いだ屋敷を訪れた新婚夫婦マイクとスザンナ。しかし、その屋敷周辺で奇怪な現象が起こり夫婦を混乱させる。果たして屋根裏に潜む怪物の正体とは…。
(Amazonより)