『おならは全国共通で笑顔になれるサウンドよね』
自殺しようとした男が死体の男と出会う。
男は狂っていたのか、ファンタジーだったのか。
そんなことはどうでもよくて。
この孤独は、現代病とも言える。
SNSでは色んな人と繋がっていても、その先にある相手の心には興味がなかったりする。
それってすごく怖いことだ。
自分で行動する強さがないから、妄想でその空白を埋めようとする。
でも、現実を知ってしまったらその偽物の強さは一瞬でぶっ壊れる。
人は、ネットのせいで本物に触れる強さをなくしているのかもしれない。
この映画は、現代人だからこそ響くメッセージがある。
死体役で頑張っているダニエル・ラドクリフを笑ってられるのは最初のうちだけかもしれない。
こんな切なさがまさか待っているとは思っていなかった。
ヘンテコでも友情って最高です。
ちぶ~的死体度5
こんなにも死体が似合う男が今までいただろうか。あのパッとしない顔がさらに死体を引き立てておりました(笑)
本日紹介した映画は...
スイス・アーミー・マン (2016)
SWISS ARMY MAN