ホラー映画さえあれば!ちぶ〜のイラスト付きレビュー

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログやドラマ関連の記事も!

バカ者「何者」

こいつ、バカだなぁって思っても許せる人と許せない人っている。

 

同じことをしても感じ方が変わるって不思議。

 

それって人徳が大きく関わってくるのかも。

 

まぁ、なんでもそうだけど...

 

好みというか、好き嫌いってありますからね。

 

 

「何者」も就職活動の中で、そんな自分勝手な自分をいろいろと知ってしまうお話でした。

「何者」

 

私にもこんな就職活動時代がありましたが、ここまで本気度が高い就職活動ではなかった。

 

そもそも、そういうのが大嫌いで避けていたから。

 

競争とか自己主張って本当に苦手です。

 

だから、そんな苦痛の中で自分と向き合う姿には共感しかなかった。

 

SNSでしか語れないこともある現代社会。

 

現代人特有の虚しさにもヤラれました。




あぁ、いるいるこんな奴!みたいな理香(二階堂ふみ)が個人的にはツボだった。

 

こういう女が一番面倒だ。

 

アメリカかぶれしている姿は痛いはずなのに、英語を全く話せない奴は(私とかww)どこかで嫉妬していたりするのかもしれない。

 

口ばっかりの隆良(岡田将生)のなんちゃっておしゃれ&意識高い系発言には笑わせてもらった。

 

個人的には、光太郎(菅田将暉)が素直に可愛かったけれど。

 

本当に怖いのは、実はすべてを知っていたかもしれない瑞月(有村架純)。

 

そして...

 

ほとんどの人が拓人(佐藤健)みたいな考え方だと思うんですよ。

 

というか私は全く同じ(笑)

 

ラストに向かう下りは、ホラーの匂いを感じつつも爽快で気持ちよかった!!

 

そう思う私は、大丈夫だろうか(笑)

 

 

 

人間なんてそんなもの。

 

自分をよく見せて他人より上に立とうとしたり、常に勝っていないと満足できない。

 

その精神は不要とは思わない。

 

だけど、行き過ぎればそれはただの傲慢になる。

 

就職活動でむき出しになる自分。

 

知らなかった自分そこにいる...

 

これは、傑作でございます!





ちぶ~的クズ度5

共感しちゃうくらいのクズさ。何気に真意をついてくる山田孝之がかっこよかったわ(笑)