みなさん、生命保険ってかけてますか。
私は今までかけてなかったんですが。
そろそろ考えないといけないと思いまして。
自分が死んだ後のことなんて考えられないけれど。
誰にも迷惑かけないようにしたいものですね。
この映画のように命って儚いものですから。
妹からこの作品の原作者である中村文則氏の小説は面白いと聞いた。
実際、妹はこの原作も読んでおり面白いと言っていたので実写版を見てみたのである。
芥川賞を受賞した作家の実写化映画なのに知らなかった私。
でも、知らないってことはそれだけ微妙ってことだったのか。
と、最後まで見て悶々としちゃいました。
本と実写は全然違う。
本は文字と想像で物語を進める。
実写は映像とセリフで物語が進む。
要は、実写は視覚で捉えてしまうから制限されてしまうわけだ。
だから、余計に無理やりセリフで物語を進めようとすると陳腐になる。
主人公を演じた柳楽君がずっと質問系。
きっと本は違うと思う。
なんでも語らせてしまうと想像の領域は狭まる。
感情までもが制限されて物語に入れない。
設定はすでに完成されているのに結末に向かうにつれて小さくなってしまったのだ。
私の想像以下の結末に残念がることしかできない。
こうなると原作が気になって仕方がない。
110分にまとめるために肝心なところもそぎ落とされてしまったのだろうから。
イモよ、本を貸してくれ。
と、この場で言っておこう。
そして、この作品の真意を得たいのであ~る。
ちぶ~的原作が気になる度5
大概、本の実写化ってうまくいかない。それだけ文字の力って偉大ということかもしれない。本を読むのが面倒な私は先に映画を見てしまうが、やはり本も読まなければならないと思う今日この頃。