『神隠しってそそられるよね。』
昔、歴史の教科書で習った”隠れキリシタン”。
それをうまくネタにしたオカルトホラー映画。
まぁ、全体的に無理やり感が漂ってますが...
こういうのは嫌いじゃないですね。
主演が藤澤恵麻だったので不安だったが...
意外と昭和の雰囲気にぴったりで、棒読みも気にならなかった。
本当に気になったのは、阿部寛の方(笑)。
どう見ても、「トリック」の上田にしか見えず。
表情が真面目になればなるほど、不自然な髪型も気になって笑いたくなる。
多分、阿部ちゃんはキャストミス。
きっと本人もそう思っていたでしょうね...
神隠しや、変な宗教は王道のオカルトという感じで楽しかった。
ただ、結末が微妙で映像も含め陳腐感は否めない。
原作である諸星大二郎の「生命の木」を読んだことはないが、きっと本の方が面白いだろう。
原作がある作品の実写化がいかに難しいかよくわかる作品であった。
ちぶ~的神隠し度5
本当に神隠しってあるんだろうか。私は消えるよりも、消えて戻って来る方がよっぽど怖いと思う...
本日紹介した映画は...
奇談 キダン (2005)
- 監督 小松隆志
あらすじは...- 幼いころ神隠しにあったことのある里美(藤澤恵麻)は、そのときの失った記憶を求め「隠れキリシタンの村」を訪ねた。そこで、村に伝わる聖書異伝を調べるために訪れていた考古学者・稗田(阿部寛)と出会う。
(Yahoo!映画より引用)