『子育てに正解はないけど、不正解は分かる。』
最近、私のお気に入りであるヨルゴス・ランティモス監督作品。
「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア 」は強烈だった。
これもなかなかだったけど(笑)
ちょっとおしゃれ感が強すぎて中盤まで退屈してしまった。
が、外の世界に触れさせないという教育方針とその結果おかしくなっていく家族たちに引き込まれる。
絶対的存在である父親は、まるで変な宗教の教祖だ。
子供たちを守るためと言いながら、自由を一切与えないという虐待。
あのヘンテコダンスは、ある意味ホラーのような狂気を表現させたのではないかと思った。
素直ってある意味、恐ろしいですしね...
あれもダメ、これもダメという窮屈さも行き過ぎるとこうなるということか。
子育って奥深いんですね...
子供がいない私でも、自由を与えない子育ては不正解なんだなってのだけはよく分かりました。
ちぶ~的おっかさん度5
一番、冷静で優しそうなお母さんが一番狂っている気がする。よかった、うちのお母さんは普通で...
本日紹介した映画は...
籠の中の乙女 (2009)
DOGTOOTH
- 監督 ヨルゴス・ランティモス