本当は笑いごとじゃない。
だけど、毎日こうだと笑うしかない。
夫はある日突然家を出て行きました。
とか。
遺産相続争いで家族は絶縁状態です。
とか。
父は殺されました。
とか.....
世の中っていろんなことがあるらしいのだ。
最近、そんな話を当たり前のように聞くので自分が随分平和な人間に思えてくる。
「シャレード’79」は男と女が出会った途端、平和が崩れるんですけどね。
TV版の「チャーリーズ・エンジェル」のファラ・フォーセットの劇場映画主演第1作目。
しかもジェフ・ブリッジスと共演。
なぜかタイトルはオードリー・ヘップバーンの「シャレード」を意識しているが、内容は全く関係ない。
で、内容も見てみたら良く分からない。
そもそもサスペンス・コメディってジャンルは元々あったのですね
ジェフ・ブリッジスが若い。
あどけなくて女にハマってバカになるところはかわいい。
昔はこんな役もやってたのかと意外だった。
ファラ・フォーセットはちっともエロくない。
ベッドシーンもないに等しいのでがっかり。
あまりにも普通すぎる役で物足りない。
解説のところに書いてあったサスペンス・コメディというジャンル。
そんなの聞いたことねぇよ。
と、思ったけれど本当にサスペンス・コメディとしか言いようがなかったということは見れば分かる。
音楽もふざけているのか、カルト調を出すためだったのか...
意図が全く分からないくらにしっちゃかめっちゃか。
だんだん犯人はどうでもよくなる。
このまとまりのない構成に振り回されっぱなし。
ジェフさんは女に振り回されっぱなし。
.....そんな感じです。
と、私もこれでいいのかはシラネード。
ちぶ~的ファラ度3
叫び声が鬱陶しい!と、イライラ。脱いでもくれないのでムカムカ。役割ってもんが人それぞれあると思うんですよね~。