帰り際に変な客に絡まれる。
何を言ってもキレられる。
どうしようもないので、ずっと話を聞いていたら30分もかかった....
地獄か、ここは。
あまりの疲労で髪の毛が爆発しそうになった。
気持ちはボンバーヘッドである。
「イレイザーヘッド デイヴィッド・リンチ リストア版」の髪型も長めに爆発していた。
デヴィッド・リンチの有名カルト映画。
私はこの髪型を怪しんでいた。
そこに何かがあるのだと思っていた。
...........
違ったぜ。
全くの見当違い。
恐るべしリンチ。
これがリンチ流のカオスか。
これは一体なんだろう。
というくらいに不気味で不可解。
ただ分かったのは、子育ては大変。
こうなるから育児ノイローゼになる。
旦那は自分勝手だ。
母親は一人ではなれないのに。
でも、母親も自己中だ。
だから旦那をかまってられない。
そして、愛は流れゆく。
本当に頼りになるのは自分ですらない。
子供の泣き声が怖い。
あの歌声が憎い。
悪夢にうなされるのは罪悪感なのか。
逃避したいという表れか。
なにがなんだか分からないのに、人間の見てはいけない闇を見た気にさせる。
普通じゃない。
じゃぁ、何がこの世の中では"ふつう"なのか。
正しいあるべき姿を求められる中で、実際にそうなれている人はこの世に何人いるのだろう。
人間なんて最初から罪のかたまり。
愚かだから生きている。
後ろから頭をブン殴られたような衝撃。
このカルトさは独特でクセになる。
見たくないのに、みたくなる....
本当に罪な映画である。
ちぶ～的ヘッド度5
どうやったらあの髪型になるのか。天然パーマなのか、否か。気になって仕方がない！
