自分の根本的な部分ってなかなか変えられないのだろうと思う。
私がホラー系ばかりを観てしまうのもそもそも本能が求めているから仕方ないということなのだ。
もっと幅広く映画を観なければと思えば思うほどしょうもないホラーを観てしまったりする。
私のホラー好き精神はどうやらブレないらしい。
それでもさすがにたまには違うものも見ますけど。
やはり熱狂するのはホラーなんですね。
「ブレインデッド」はまさにそんな熱狂しちゃうホラーでした。
信じられない。
これがあのピーター・ジャクソン監督作品だなんて。
私はずっとこの人はお堅い人なのかと思っていた。
まさか、昔はカルトやホラーを撮っていたなんて。
しかも面白すぎる。
この古めかしさ。
容赦なき血が飛び交うグロ。
笑いあり涙ありのハイテンションホラーだったのである。
私、マザコンなんて気持ち悪いだけじゃん。
と、思っていたのである。
が。
今回、ライオネル(ティモシー・バルム)の賢明なマザコン愛を観て感動してしまったのである。
人は愛のためにここまでできるのか。
まぁ、鼻に注射器ぶっこんだりしますけども。
愛がなせる業でしょう。
そして人の好さは時に不幸を吸収するだけの阿呆となりますね。
なんでもやりすぎはいけません。
ほどほどが一番健康的ってことです。
もう、終始悪ノリ感がいきすぎてて笑い転げるしかない。
こんな祭りみたいなホラーでいいのでしょうか。
楽しくって仕方がない。
もうなんでもありです。
ゾンビ映画もここまでド派手だと最後まで飽きることはない。
この勢い、私もマネしたい。
でも、もう少し綺麗にゾンビ化したいものです。
ちぶ~的デッド度5
お前たちはすでに死んでいる状態。どんどん増えていくのもウケる。赤んぼゾンビ、楳図かずおのマンガに出てきそうでしたねぇ。