ホラー映画さえあれば!

映画漬けのちぶ〜が、映画を観たら例えつまんなくても!イラスト付きで映画レビュー(ホラー寄り)をアップしてます!週末はホラー特化ブログや映画関連の記事も!

ファミリー力「ヒルズ・ハブ・アイズ」

ヒルズ・ハブ・アイズ


一緒に暮らし、一緒のご飯を食べる。

 

同じ生活をする家族の力って大きい。

 

近すぎると鬱陶しいけど、やはり欠けていると何かがおかしい。

 

完全になれていない気がする。

 

血がつながっていてもつながっていなくても”家族”の力ってすごいのだ。

 

 

と、「ヒルズ・ハブ・アイズ」を観てほくそえむ。

 

この前のシネマパレの忘年会 で気づいた。

 

これ、観てる気でいたが見ていなかったことに。

 

どうやらまだ私が見ていないウェス・クレイヴン監督のカルト・ホラー「サランドラ」のリメイクらしい。

 

監督はアレクサンドル・アジャになったがクレイヴンは製作で関わっている。

 

完全に見逃してた。

 

ま、「悪魔のいけにえのパクリなんですけども。

 

私、本家よりこちらの方が好きかも。

 

悪魔のいけにえ」のような金字塔って見るのが後になるとどうしてもハマれない。

 

なぜならその後にどんどん進化しているものを先に見てしまっているから。

 

これもうまい具合に進化させているので非常に見やすかった。

 

ただ、おなご(女)をどうこうするシーンだけは無理。

 

それがなければ素直に褒めれる良作スプラッターである。

 

 

 

このラストの爽快感は....

 

と、思ったら。

 

そうか。

 

『ハイテンション』の監督だったのか。

 

しかもこれがデビュー作とは強烈すぎる。

 

この容赦ない感じ。

 

全然期待していないところから熱くみなぎる生命力を出してくる。

 

結果、最低だと思ってても最後にはそれを上回ってくる。

 

やっぱり監督としての手腕は最初からレベルが高い。

 

 

モンスター映画としてもこの造形は素敵。

 

どこまでオリジナルに忠実かは不明だけど。

 

食人はいつも家族ぐるみという定番もいい。

 

孤独は家族としか共有できないってことね。

 

家族と家族の戦い。

 

どちらも一応愛でつながっているパワー。

 

とにかく、父性だって負けねぇぞってところを見せられた気がします。

 

年頃の女のことは特に、これを観てもっと父ちゃんを尊敬しましょうね。

 

キッラーン。

 

 

ちぶ~的悪魔のいけにえ度5

本家よりは見やすい。イライラしない。でも、「サランドラ」はよくこんなにも堂々とパクれたものだな。フューチャーってやつだったのか...それにしたって大胆である。