毎年色気のないXmas。
そもそもクリスマスってごちそうを食べれる日だと思っている。
とりあえずうまいものが食べれて楽しければいい。
で、別にそれはクリスマスでなくてもいいんですけど。
今年は有意義でしたとも。
映画に染まったXmas会。
ムリクリなメリクリでもいいじゃないか。
殺人Xmas映画はもう見尽くして紹介できないのが非常に残念であります。
「クライヴ・バーカー ヘルゾンビ」はクリスマスのような特別な日に起こるわけじゃない突然の異常事態。
いきなりだから不気味なんです。
クライヴ先生のホラーなら見よう。
と、思ったらまさかの製作総指揮のみ。
タイトルにクライヴの名前を入れた辺りに悪意を感じる。
私もその被害者である。
ただ、前半はそそられる。
どうして
何なの
と、いうナイス設定。
が、後半すべてが×になる。
うん。
FでもXでもなく、バツね。
世界中の9歳以下の子供だけがある日いきなり昏睡状態になる。
原因不明。
医学は無力。
だけど、それで潤う経済。
そこはちょっと高齢化社会の日本としては通じるものがあるような気がしたりして。
人間の不幸は金になる。
残された親には不幸が残る。
この辺りは真剣に考えると本当に切ない。
目が覚めないのに体だけは成長するわが子。
死んでいるのか。
生きているのか。
いつ目覚めるのか。
子供に向けられる親の視線は希望を捨てることのできない絶望だ。
そこまではいいのに...
どうしてこうなってしまったのか。
あまりにも結末に対する執着が希薄すぎてもやもやする。
これは難解ではなく、ただ中身がなかっただけかもしれない。
雰囲気でラストを乗り越えようとした感。
私、タイトルには騙されましたけどそこまでは騙されませんよ。
と、目力強めで画面をにらんでみましたとさ。
みなさまのXmasはもっと穏やかで素敵な日になりますように
メリークリスマス
冒頭はよかったんだけどなぁ。子供ゾンビってのもそそられるんだけどなぁ。やっぱり終わり悪ければすべて悪しですな。