私にとって長い休みは恐怖。
それだけ給料が減るということだから。
そして、休日が長いとお金を使ってしまう悪循環。
休み明けはまったく機能しないというポンコツぶり。
貧乏人には暇は与えてはならないのだ。
でも、「女子大生・恐怖のサイクリングバカンス」みたいにサイクリングならお金もかからなくていいかもしんない。
ま、命は狙われたくありませんけど。
まず、タイトルの古くささが素敵。
最近、「イン・ザ・ダークネス」というタイトルでリメイクもされたらしい。
主演はジョニデの女、アンバー・ハード。
こちらのパメラ・フランクリンとはまた違った魅力がありそうで気になる。
タイトル通りの単純明快サスペンス。
異国の地でのバカンス。
しかもフランスの田舎ってのがまた怪しい。
一体何が起きたのか。
と、見入ってしまう展開は一見の価値あり。
フランスの田舎に女二人でサイクリングバカンス。
ってどんだけ浮かれてるんだ。
もう、それだけで危険な香りでいっぱいなんですけど。
海外の女って大胆なのね。
で。
私は思った。
旅行とは、一緒に行く人で大きく変わるということを。
女の友情は複雑で面倒。
追いつめられれば追いつめられるほどに本能がむき出しになる。
いつもとは違う状況の中で、自分さえ知らなかった自分を知ることになる。
主観で見すぎてしまう自分には気づくこともできない。
錯乱は目の前をグレイにしてしまうのだ。
知らない土地。
知らない人。
知らない自分。
何もかもが初めての環境で役に立つものは一体なんだろう。
新しいということはそれだけリスクがあるということ。
自分が最後まで信じられるものは何なのか。
これを見て、旅行に行く相手も熟考しなくてはならないと思うのでありました。
ちぶ~的パメラメラメラ度5