ということで、先日に引き続き角川大映映画展 のなかいちテナント会 映画フェア2014 鑑賞作品になります。
なかいちテナント会 映画フェア2014 は今日で終了。
とっても寂しいです。
♪映画祭・イベント♪鑑賞作品 というカテゴリを増やしてまとめてみましたので興味ある方はどうぞご覧ください。
この作品が私にとって最後の鑑賞作品となりました。
というかなってしまいました。
まさかの143分間。
予備知識なしで見てしまった驚愕の歴史スペクタクル「敦煌」 ....
まず、タイトルが読めない。
調べて読んだところでまったく覚えられない。
とんかつ
あつあつ
と読んでたら「とんこう」だった。
そこは中国。
なぜ中国
日本人が描く中国史スペクタクル。
なんで日本人
と、のっけからよく分からないままの143分は地獄...(小声)
ラストのナレーションでやっとこの話が分かった自分の理解力ゼロに落ち込む。
参った。映画のために腹ごしらえしたのを後悔。
長い。
眠い。
分からない。
のオンパレード。
そもそも日本人が中国人を演じ、中国の歴史を映画にしたことがイミフ。
確かにものすごいスケールのでかさとお金のかかった衣装・美術品の数々には圧倒される。
だが、中国の歴史にそんなに詳しくない日本人にとってはやはり厳しいものがあるのではないだろうか。
そして何よりも私は、びっくりした。
これは歴史映画ではないのか。
歴史スペクタクルよりも恋愛スペクタクルではないのか。
自分の使命よりも平気で恋愛をとる男。
「仕事と私とどっちが大事」と禁断の選択を迫らせる魔性の女。
なんだかんだで女は分からないくせにちゃっかり恋愛体質だった男。
私は歴史がどうのこうのよりもきっと必要なかったであろう恋愛模様の方が気になってしまった。
若いって浅はかだ。
恋に酔えるのは世界を知らな過ぎるからだ。
人は極限状態に追い込まれると恋愛という罠にはまりたくなるものだ。
と、恋愛分析。
って....
一体、私は何の映画を見ているのだと迷子になって帰れなかった....
ラストの方でこの作品を知る。
一応なるほどと知ったかぶってうなずいてはみた。
ナレーションはいつもなら余計なものだと思っているがこの映画ではありがたやと拝みたくなった。
「歴史に名を残すのはお前ではない」という名言。
その言葉はそのままおぬしに倍返しだ
と言いたくなったのは言うまでもない。
おまけ
映画展の終焉
イルミネーションが綺麗
暗闇に佇む大魔神がどこやら寂しそうでした
ちぶ~的ピチピチ度5
俳優が若い。西田敏行が痩せている。佐藤浩市があどけない。渡瀬様が今も変わらず渋かっこいい。今とは違う魅力は垣間見れるかもしれない。