誕生日月ってお得な特典がついてきたり優待サービスがあったりしてうれしい。
特典もついてくるし、安くなるからいつも化粧品を買っているお店で化粧水を買った。
おまけがたくさんついてきてお買い得~
とルンルン気分でいたら...
家に帰ってから、化粧水を買い置きしてたことに気付いた。
む、無念....
「マニアック」も無念すぎる男の執着。
あらすじは....
真夜中の町で女性のみがターゲットにされた猟奇殺人が次々と発生し、犠牲者は全員、毛髪ごと頭皮をはがされていた。マネキンの修復師フランク(イライジャ・ウッド)は生身の女性を愛することができない上に、誰にも言えない恐ろしい秘密を抱えていた。そんなある日、彼は仕事の芸術性をわかってくれる美しい女性カメラマンのアンナ(ノラ・アルネゼデール)と出会い、彼女こそ運命の女性と信じ込んでいたが、アンナは友人以上の感情を持っておらず……。
1980年の伝説的スプラッターホラー「マニアック」のリメイクらしい。
オリジナルはさらにド変態野郎だったと思われる役をチビっ子イライジャが熱演。
果たしてこの映画で大人の階段は登れたのだろうか。
登れたとしてもこんな大人の階段は、危険すぎる。
というか、ファンはまったく期待していなかったであろう領域である。
童顔でナヨナヨしたイメージしかない彼に殺人鬼は無理だろうと敬遠していた。
が、ブロガーさんたちの記事がそれぞれ違った印象で気になってしまったこの作品。
噂通りにとにかく気持ち悪い。
スプラッター描写よりもイライジャがキモイ。
イライジャ目線で展開するストーリーがこれまたキモイ。
吐息が耳元で聞こえる。
まるで自分の傍にいるかのようで寒気が止まらない。
近づきたくないのに、ねちねちと追いかけられる。
陰湿で異常な世界。
生生しさだけが際立ち、清潔さのかけらもない。
マザコンでマネキンしか愛せない男の愛は歪んでいる。
歪みすぎて愛の形もない。
カメラワークで魅せるキモ演出がさらに気分を悪くさせる。
本来、殺人鬼という悪魔に同情は必要ない。
そう考えると、この映画はまっとうかもしれない。
まぁ、なかなかのスプラッターなので、慣れてる人しか見れないと思いますが。
オリジナルとの対比は見てないのでできませんが、イライジャの役者魂は感じ取れるのではないでしょうか。
結局、愛を探してる。
どんなに残酷で愛がない人間でも本能は愛を探させる。
愛という呪縛が怖い。
血に染め、歪んだ自分にまた狂う。
予告の「指輪なんか、もう捨てた。」というフレーズは一品。
あの予告がなければ私はもっと気持ち悪くなっていたのではと思うのです。
ちぶ~的イライジャイヤじゃ度5
別に最初から好きではなかったけれどさらに好きではなくなる。新境地開拓という意味では納得だけど、見たいとは思えない....