年末は得るより還元することが多い。
クリスマスプレゼントを買ったり、誰かの誕生日プレゼントを買ったり。
セールでお買い得になっていてもそれ以上にお返しをすることが多い時期なので、懐は寒い。
が、感謝はお金には変えられないものなので妥協しない。
情には見返りを求めない。
誰かのために何かをするということは楽しかったりするものだ。
LOFTでプレゼント選びに悩み彷徨いまくった。
考えれば考えるほど分からなくなる。
私はこういうときのセンスが欲しい。
「ゲット・バック」のようにお金ありきな人生ってのはやはり災難がつきまとうものだ。
何でも固執はいかん。
あらすじは....
銀行強盗の罪で刑務所にいたウィル(ニコラス・ケイジ)は、出所当日娘のアリソン(サミ・ゲイル)に会いにいくが、父親に対し怒りの感情が満ちあふれているアリソンは彼の前から立ち去ってしまう。その直後、娘を誘拐したという脅迫電話が入り、ウィルが8年前の犯行後に失った10億円を12時間以内に引き渡すよう要求してくる。ウィルは誘拐犯の行方を追いながら、身代金のため再び銀行強盗を計画するが……。
ニコラス刑事がゆく。
またしでもハードボイルド気取り。
一度、鏡を見て自分を見直した方がいい。
モト冬樹と出演NGを出している場合ではない。
ハゲキャラだと割り切っていかねば今後が危うい。
彼が取り戻したいのは金か、娘か。
私はそんなものより髪をどうしたいのかをはっきりさせた方がいいと思う。
何の変哲もないアクション映画。
どこかで見たことのあるストーリー展開は安定感というより退屈がつきまとう。
何が悪いのか言いにくいつまらなさに、ニコラス刑事並みに困り顔になる。
まず....なぜニコラス刑事がやるのか。
これに尽きる。
これ系のジャンルはもう埋まっている。
空きはない。
それなのに、金の亡者であるニコラス刑事はその領域にまで突っ込んでくる。
なんとも無謀で浅はかである。
肉体系アクションをするには微妙な筋肉。
脂ぎった男くささもない困り顔。
行き場のない演技力が痛々しい。
一体、ニコラス刑事はどこに向かいたいのか。
学校の進路相談の面接に行ったら先生に説教されているレベルである。
彼に欠落しているのは自分を知る力。
まずは、髪の毛を全剃りするところから始めていただきたい。
きっと己を受け入れられるだろう。
取り戻せ自分。
やり直せるすべて。
海に沈むのは過去か欲か。
変わらないこともまた自分の一部となるでしょう。
ちぶ~的ニコラスコマラス度5
思春期の娘につらくあたられてしゅんとするニコラス刑事が一番困ってた。ちょっと同情してしまった私は優しすぎるのかもしれない。