人は見かけによったりよらなかったりする。
半分以上は第一印象で決まる。
あとは、関わっていくうちに分かっていくものだ。
一番人の本質を見抜けやすい場所は職場だろう。
一緒に仕事をすれば、普段は隠しているであろう本性が見えてくる。
職場で合わない人は、プライベートでも決して合わない。
そして、そういう人は結構多い。
だから、職場で合う人がいたらプライベートでも大切にする。
その縁は決してどこにでも転がっているモノではないから。
「マラヴィータ」もそんな縁のある人と楽しく鑑賞。
あらすじは.....
フランスのノルマンディー地方の田舎町に引っ越してきたアメリカ人のブレイク一家。主人のフレッド・ブレイク(ロバート・デ・ニーロ)は元マフィアで、FBIの証人保護プログラムを適用されているため、一家は世界中を転々としながら暮らしている。そんなある日、フレッドに恨みを持つマフィアのドンが彼らの居場所を特定し、殺し屋軍団を送り込むが……。
デニーロはマフィア。
十八番すぎる。
FBI捜査官のジョーンズ。
宇宙人ではなくマフィアを取り締まる。
ファイファー姉さんがマフィア妻。
大御所のセルフパロディ的配役は大好き。
ファンならば楽しめないわけではないが....
なぜだろう。
監督のリュック・ベッソンは、半べそ!
まさに、泣きっ面に蜂。
苦しんだ末の終わり。
ベッソンは泣いている。
豪華なキャストもスピード感のなさと微妙なストーリー展開のせいで、ぼやっとして中途半端に見えてしまう。
どうしようもない感じ。(嫌いじゃないけど)
裏社会も同じだから質が悪い。
善は変わりゆくけれど、悪はいつまでも変わらない。
一度、ハマると二度と同じところまで戻ることはできない。
逃れようとすればするほど、追いかけられる。
悪に火がつく。
カルチャーショックが怒りのスイッチ。
それは、染みついた習慣から逃れようとすると発生するアレルギー。
人は、血や環境を完全に変えることはできない。
悪は、伝染し完治することを知らないから。
アメリカ人から見たら、フランス料理なんて味気ない。
それも、生まれたときから知らない間に蓄積された習慣。
誰だって原点を持っていて、捨てることはしたくない。
血と環境からはやっぱり逃げられない。
悪は悪をもって制するしかない悲しい世の中。
綺麗なことなど本当は、皆無に等しい。
泥にまみれながら人は生きている。
死ぬまで悪あがき。
それが悪に手を染めた代償。
ちぶ~的スカっと度5
娘のベル演じるダイアナ・アグロンがかわいくてかっこよすぎ!女は男のおもちゃじゃないってセリフにシビレタ!あのクレイジーな感じは、見ていて爽快の域