ホラー映画さえあれば!

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オールド・トウフ「オードリー・ローズ」

ずっと探していた。

 

秋田にはなかなかこなかった。

 

リラックマの豆腐。

 

最近、やっとスーパーで売られ始めたらしい。

 

大きさの割に値段は高いのですが、かわいいのでいいのです。

 

若干賞味期限切れてもいいのです。

 

かわいいから。

 

食べれただけで満足です。

 

 

「オードリー・ローズ」も輪廻転生という題材をつかったアメリカ映画としては珍しいし、それだけでそこそこ満足できますね。

「オードリー・ローズ」

解説.....
リーインカーネーションを扱ったオカルト作品。まだ幼い我が娘が、かつて交通事故で死んだ少女の生まれ変わりである事を知った両親が、少女の霊に苦しめられる娘を救うため全力をあげる。中盤より仏教の宗教思想を色濃くにじませていき、東西文明と宗教の違和感という壮大なテーマで一気に見せる。

 

 

 

日本は火葬。
 
アメリカは土葬が主流。
 
それだけで死に対する考え方は明らかに違うとわかる。
 
仏教の影響が感じられる国は、肉体は滅びても魂は永遠という考えを自然に持っている。
 
最後の審判に際しての死者の復活の教理を持つため、キリスト教会の伝統として火葬に否定的な見解があった事が背景にあるキリスト教
 
習慣は、宗教からきている思想だったりする。
 
仏教とキリスト教の違い。(大雑把に言うと)
 
死は死でしかない国で輪廻転生。
 
そんな宗教ギャップをオカルトにした作品。
 
 
 
 
唐突な冒頭。
 
そのあとに出てくる家族と何がつながるのか不思議に思う。
 
ある日から家族につきまとい始めた男。
 
誕生日が近づくにつれ奇行が目立ち始める娘(オードリー)。
 
異変が近づく恐怖。
 
不審者によってすべてがつながっていく。
 
仏教が主体の国の人たちは当たり前のように生まれ変わりという言葉を信じたり前世が存在するということ受け入れている。
 
そういう考えが一切ない国で生まれたら、きっとある日突然「あなたの娘は私の娘の生まれ変わりだ」なんて言われたら発狂しそうなくらい恐怖を感じるだろう。
 
説明のつかない出来事と偶然の一致。
 
大切な人を失った悲しみ。
 
死んでしまった人はその日で終わる。
 
だが、残された人にとってその死は自分が終わるまでは終わらないのが死だ。
 
理屈ではない愛をあきらめられない。
 
もし、自分が愛する人を失ってしまったらやはりなんでもいいから生きていると信じたいのではないか。
 
この物語は本当に生まれ変わりなのかどうかよりも、愛と死と悲しみの人間ドラマにも見える。
 
また、面白いのは男親と女親の違いだ。
 
絶対に生まれ変わりを信じようとしない父親。
 
直感で生まれ変わりだと信じる母親。
 
同じ親なのに、愛し方の角度は異なる。
 
乱暴に見えても力強く娘を愛すのは、男親ならでは。
 
いつも近くにいて感情をすぐ感じ取れるのは母親だからだろう。
 
親という定義。
 
こうなると生んだ人が親なのか前世が親なのかもぐるぐる回る。
 
そして、娘自身は一体どちらなのか。
 
肉体か、魂か。
 
それゆえのラストなのだろうか。
 
う~ん。
 
正直、このラストはどうしても府に落ちないのだ。
 
どう してそうならなければならないのか。
 
輪廻転生とはそういうことではない気がする。
 
それでも、最後まで親と子の見えない絆に惹かれる。
 
魂と血は見えないところで永遠につながっている。
 

 

ちぶ~的アンソニー度4

若い時の方が不気味なアンソニー・ホプキンス。やっぱりオカルト顔なんだなぁ。この顔の人に尾行された時点で速攻逃げるわ~。