『信じるって怖い。』
スーザン・サランドンのサスペンス。
いい感じにスーザン・サランドンが中年のババァ。
しわくちゃで等身大の女警部補はなんだかリアル。
投げやりな人生を送っている中で起きる怪奇事件。
ちょっと死体が気味悪くて雰囲気も好きでした。
内容的にはかなり大味。
本当に普通ですが、オカルト調な感じなのは好き。
死を望んでいる人と生きたいけど生きれない人。
魂の交換とも言えるかも知れない。
不条理なようで、理にかなっているような展開に考えさせられた。
本人が望んでいる死を叶えてあげることは果たして罪なのか。
安楽死問題と一緒で答えが見えない。
ただ、他人の死を誰かが勧めることはやはり罪だと言える。
やっぱり、例え生きるのが辛くても生きることから逃げないで欲しいと思ってしまう。
ラストは、母娘の愛に包まれて温かくなった。
豪華なキャストの割に地味ですが、期待しなければそこそこ楽しめるサスペンスだと思います。
ちぶ〜的スーザン度5
やっぱり芸達者だな〜。最近、作品で見てなかったから改めて彼女の魅力を確認できましたね。
本日紹介した映画は…
殺人の啓示 ~死を誘う男~(2014)
- 監督 ジェイソン・ストーン
- あらすじは…
- ヘイゼルはカナダの警察署で働く女警部補。ある日、静かな田舎町で凄惨な殺人事件が起こる。被害者は末期癌の老女。死体は喉を切り裂かれ、口は何かを叫んでいるように大きく開かれていた。ヘイゼルたちは捜査を進めていくうちに、カナダ全土で同様の未解決事件が10件あることを知る。すべての遺体写真を並べると、彼らの口は《ある言葉》を発していた。不可解なメッセージを残す犯人の目的は?その頃、次なる犠牲者へと魔の手が忍び寄っていた…。
- (GYAO!ストアより引用)