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スペシャリスト-悩み-「ヒプノティスト-催眠-」

映画を見続けて早10年以上。

 

ずっと悩んでいることがある。

 

映画の主人公に凡人は出てこない。

 

最初は凡人設定もあるかもしれないが、結末では凡人ではなくなる。

 

私には特技がない。

 

取り柄がない。

 

人に誇れるような能力がない。

 

周りの人は何か一つは持っている。

 

大事じゃなくてもいい。

 

何かのスペシャリストになりたい。

 

ただ映画を見て、足りない言葉で映画を語る。

 

それしかできない。

 

思えば私の遠い昔の夢は、ライターだった。

 

雑誌の隅っこに自分のコーナーをもって、映画のコラムを書きたかった。

 

何してんだ、私は。

 

これでいいのか、私って。

 

と、思いつつどこか現状に満足してしまうグータラぶり。

 

結局、面倒くさがり。

 

一応、悩まないと。

 

苦悩するところから、人の成長は始まる。



「ヒプノティスト-催眠-」みたいに私の眠っている才能を催眠でなんとかしてくれないだろうか。

 

まぁ、何もなかったら寝ておくしかないんだけど。

「ヒプノティスト-催眠-」


あらすじは......
ストックホルムの郊外に暮らす一家が、何者かによって刺殺されるという事件が発生。助かったのは昏睡(こんすい)状態で発見された15歳の長男ヨセフと、家を出て独立していた姉のエヴェリンのみ。捜査に当たる国家警察のヨーナ・リンナ警部は、ヨセフから犯人に関する情報を引き出そうと催眠療法による供述を行うことに。その第一人者として名をはせたエリック・マリア・バルク(ミカエル・パーシュブラント)に協力を依頼するが、ある理由から彼は催眠療法を封印していた。





スウェーデン

 

広大な土地と雪に埋もれた怖ろしき狂気。

 

そこにまたミカエル・パーシュブラント。

 

「エージェント・ハミルトン ~祖国を愛した男~」 でも合わなかった。

 

また、笑わない。

 

この男の頬には笑うための筋肉がきっと発達していない。

 

というかスウェーデン映画は笑いがない。

 

マジメ。

 

しかめっ面。

 

でも、この国にも結婚に浮気はつきものらしい。




スウェーデンでベストセラーとなったラーシュ・ケプレルの小説が原作。

 

本当にそうなのだろうかと原作まで疑う。

 

まず、タイトルが全く覚えられない。

 

ピラティスソクラテスが脳みその中で邪魔をする。

 

これも催眠のパワーか。

 

なかなかストーリーが進まず、夫婦の亀裂を見せつけられる始末。

 

旦那の浮気のせいで話が進まない嫌悪感。

 

早く別居してほしいと思ってしまう余計な感情。

 

と、思ったら事件。

 

で。

 

一瞬で結末に予想がついてしまったパターン。

 

なぜ、皆が謎を解こうと必死なのか分からないパターン。

 

そして、催眠効果は......

 

あまりない。

 

ラストを見ても響かない。

 

とりあえず、愛は広すぎると歪むんだなということ。

 

窮地に追い込まれて初めて本当の意味で家族の愛を知る。

 

たまには不幸。

 

時にはトラブル。

 

幸せってそれがあるから気づける。

 

何もない。

 

それが一番危険です。

 

 

ちぶ~的極寒だから度5

寒い国だから、顔が強張って笑えないのだろうか。ジョークを言うシーンが皆無だったことに気付いて驚愕した。