『監督は、メンヘラ女がお好き?』
「へレディタリー/継承」のアリ・アスターが監督。
顔芸とメンヘラが十八番。
今回は、それを儀式に変えただけのような...
私が大好きな「ウィッカーマン」(もちろん1973年版の方)のような作品を期待してしまったせいか...
物凄く退屈してしまった。
あと、歌を歌い過ぎね(笑)
とにかく、主人公が厄介だ。
私はあの彼氏に同情しかできなかった。
あの結末にもただただ同情。
メンヘラ女はいつだって周りを巻き込んで周囲の人間を陥落させる。
冒頭からずっと不気味で悪意を溜めこんでいく...
そんな演出はとても上手い。
怖いくらい明るく華やかで陽気な世界で、鮮やかに展開していく血祭り。
グロシーンもヘンテコ儀式も楽しかった。
でも、肝心の怖さが大したことない。
なんかホラーじゃないんだよなぁと思ってしまった。
あのラストはメンヘラ女へのエールだったのだろうか。
そうだとすると...
やはり、私は会社でもプライベートでもメンヘラ女とは絶対に関わりたくないですね(笑)
ちぶ~的スウェーデン度5
これ、スウェーデンで公開して大丈夫でしょうか(笑)本当に変な儀式があったら面白いですけどね。
本日紹介した映画は...
ミッドサマー (2019)
MIDSOMMAR
- 監督 アリ・アスター
あらすじは... - 思いがけない事故で家族を亡くした大学生のダニー(フローレンス・ピュー)は、人里離れた土地で90年に1度行われる祝祭に参加するため、恋人や友人ら5人でスウェーデンに行く。太陽が沈まない村では色とりどりの花が咲き誇り、明るく歌い踊る村人たちはとても親切でまるで楽園のように見えた。
(Yahoo!映画より引用)