9月4日からツタヤの宅配レンタルで、ついにハーシェル・ゴードン・ルイス監督の名作がDVDレンタルリリースされまして。
もちろん、開始日に借りましたよ。
「ゴア・ゴア・ガールズ」、「血の祝祭日」、「カラー・ミー・ブラッド・レッド」、「血の魔術師」の4本。
ずっと見たかったので発狂しそうなくらいうれしいです。
そして、届いたDVDが新品。
一番最初にこのDVDを見れるという優越感。
まさに、今私は青春時代ならぬ熱狂時代。
ホラー映画愛は冷めそうにありません。
ですが。
ふと、自分で自分を心配になったりします。
「殺人狂時代」もちょっと心配になりそうなくらいのテンションです。
あらすじは......
マザコンの犯罪心理学者・桔梗信治(仲代達矢)は、溝呂木博士(天本英世)率いる人口調節のために無駄な人間を抹殺する“大日本人口調節審議会”の殺し屋たちに命を狙われるはめに。しかし悪運が強いのか単に偶然か、桔梗は彼らをことごとく撃退し、やがて自分の身体に隠された秘密を知ることになるのだが…。
放送禁止用語の威力。
東宝始まって以来の最低興行収入を出してしまった曰くつき作品。
当時は、きっと強烈すぎた。
時代より先にいた。
追いついた私たち。
それでも異様。
狂った時代は、果たしてどちらにあるのか。
これがホントの破天荒。
なんかすごい。
オチまで見てもよくわからない。
ハードボイルドってこういうことなのか。
仲代達矢のキャラにどっぷりハマった演技。
カリスマってこういう人のこと言う。
映画を支配。
完璧に独創的に生きている。
くすっと笑わすかと思えば、いきなりダンディになる。
陰謀かと思えば、それは愛の罠だったりする。
それが愛だと思っていたら、ただの空虚だったりする。
スピーディーで力強い迫力。
でも、決してわかることはできない唐突さ。
タブーさえ巻き込む。
タブーにある時代。
今は、差別におびえる時代。
表現の自由が奪われている時代。
それなのに、現代は映画よりひどい差別や偏見でまみれてる。
こういう映画がお蔵入りする。
それって矛盾していると思いませんか。
ちぶ~的なんかすごいっす度5
マンガみたいでかっこいいし、飽きはしない。ただ、面白いのかつまらないのかはよくわからない。なんだかすごいのだけはわかる。