そろそろ夏です。
季節の変わり目。
と、言えば衣替え。
一番苦労するのは靴の変化。
せっかく夏用のサンダルを買っても靴ズレしてしまう。
血だけになってでも履いていやるという意地。
そのうち血が出なくなったら慣れるでしょう。
「鮮血!悪夢の卒業式」の血は微量ながらも止まりません。
解説....
ハイスクールを舞台に巻き起こる謎の猟奇殺人事件を描いたホラー。あるハイスクールの陸上部では、スタンランナーのローラが大会中に死亡するという事故が起きていた。死因に疑問を持ったローラの妹・アンは調査を始めるが…。
卒業式にも殺人鬼。
冒頭のあまりにも古臭くてだっさい感じで始まる。
見ているこっちの後頭部の方が痛い。
あらゆる手を使って工夫したであろう殺人シーン。
スプラッターのはずが控えめ。
謎解きはこの長さのせいもあってどうでもよくなる。
この内容で96分はつらい。
悪夢の卒業式というよりも悪夢の卒業式に向けての準備。
着々とコツコツと殺す。
いちいち工夫を凝らした殺人。
お弁当だったら子供は大喜び。
味より見た目趣向。
飽きはしない。
色々唐突。
マジシャンより凄腕。
それなのに地味な犯人。
80年代のアメリカにはカンフーブームがきていたからだろうか。
ヒロインが急にカンフー技を発揮。
だからといってオーラはない。
やっぱり地味。
そして、何よりも......
実は冒頭で犯人がわかってしまったのでひたすら眠気との戦いだった。
記念日ホラー。
その日はいつも特別な日。
殺人鬼にとってもそう。
365日中、ほとんどは何かの日。
ちなみに今日は、生姜の日とかオウム(06)とインコ(15)の日などなど。
特別な日が悪夢に変わる。
学校ではなく人生から卒業してしまう。
こうなると始業式もアリ。
むしろ始まらない怖さ。
うん。
私、そろそろホラー映画をつくれる気がします。
ちぶ~的レトロと古臭さの境目って?度5
何年たっても愛される作品はその古さがオシャレだったりする。これはただ古い。ダサイおさがりを着させられる気分。