前の職場関係の知り合いに、たまに会う。
顔は知っている......はず。
でも、名前は何だったか。
どういう人だったのか。
一行に思い出せないまま、適当に話を合わせる。
そうやって忘れていくものなのだろうか。
新しい場所に行けば、前の場所は風化する。
ただボケただけかもしんないけど。
「フェイシズ」の相貌失認は、そんなお気楽な呆けのせいではない。
あらすじは...
女性を殺害してはレイプする、シリアル・キラー「涙のジャック」。すでに5人の女性が犠牲となっているが、警察は何ひとつ手掛かりをつかむことができずにいた。ある晩、小学校教師のアンナ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、運悪く涙のジャックの犯行現場に出くわしてしまう。そのまま追いかけられ、すんでのところで川に落下して逃れられるが、その際のショックで人の顔の識別が不可能になる相貌(そうぼう)失認という障害を抱えてしまう。目撃した涙のジャックの顔を懸命に思い出そうとするアンナだったが……。
ミラ姉さん、まさかのか弱い女性役。
相貌失認という厄介な病気よりも逃げ惑うミラ姉さんに戸惑う。
あらすじそのまんまであるから、さらっと見るといい。
ミラ姉さんよりも見ているこっちが混乱する。
それは凶と出るか。吉と出るか。
言うまでもないと思いますがね。
ミラ姉さん。
ここでも髪型アリスのまま。
Vカットの切り込みがカッチョイイ。
か弱い設定なのに、時々ものすごい馬力で抵抗するところに萌える。
やっぱり本性は隠せない。
変な期待がうずく。
拳銃は持たせちゃいけません。
アリス、ここにも現る。
相貌失認がテーマということで、周囲の人の顔がコロコロ変わる。
それは、主人公のアンナと同じ感覚にさせようと狙ったんだとは思う。
でも、本気で分からなくなる。
ストーリーまで混乱してくる。
犯人よりも、流れがつかめなくて置いてけぼり。
そして、犯人はひねりがない。
ストレート。
オチはものすごく不自然な綺麗さ。
どうしよう。
ミラ姉さん。
今作では知ったかブリッコでした。
何にもうまくいってない感じなのに、いつも全力のミラ姉さんは満足してしまってる...
努力すればそれだけでいいなんて、きれいごと。
やっぱり、結果ださないと。
映画はスポーツだ!
ちぶ~的ミラショボビッチ度5
ただ綺麗なお姉さん役じゃ満足できん!!普通のOLが務まるわけなかろうが!