月曜日。
それは一週間の始まり。
わたしにとっては苦痛の幕開け。
週初めは仕事が多い。
猫の手を借りたいくらい。
でも、猫の手じゃ役不足なので、自分が二人いたらいいなと思う。
忙しい時だけね。
「ボディ・ダブル」のようにセクシーなダブり方はしない。
だって元がセクシーじゃないから。
解説...
ハリウッドの豪邸に住む美女を覗き見していた売れない役者は彼女の周囲に奇怪な男が出没する事を知り助けようとするが、彼には閉所恐怖症というハンデがあった……。ヒッチコック信者として名高いデ・パルマが「裏窓」「めまい」をモチーフにしたばかりか、技術的にもかつてのヒッチコック映画で使われた技法を駆使してとうとう作り上げた個人趣味の集大成的スリラー。
ブライアン・デ・パルマ監督作品。
オマージュという名のパクり映画多数。
あの「キャリー」もこの人。
私の好きな「殺しのドレス」も。
当たり外れがあるけれど、そのB級さと映画愛に溢れている作品はどれも嫌いにはなれない。
主役がよく分からないおっさん、クレイグ・ワッソン。
B級映画俳優という設定の通り、本当にオーラがない。
ある意味完璧なキャスティング。
そして変態。
ド変態。
覗き、ストーキング行為、下着収集。
事件に巻き込まれても全く同情できない男なのである。
隣人の美女、デボラ・シェルトン。
お美しい。
エロエロ。
男の妄想を掻き立てる。
ホリー演じたメラニー・グリフィスと顔立ちが同じなのに、清楚。
メラニーは、ちょっと下品なところがいい。
ベリーショートは、やりすぎて女子プロレスラーなところが難。
エロに重点を置きすぎて退屈してしまう展開。
夜のお楽しみシーンは、長すぎて寝た。
思い出す「死霊の盆踊り」。
ゆっくりダンスされると、殺人鬼より先に睡魔に襲われる。
~変態おじさん殺人事件に巻き込まれる!の巻~である。
犯人もトリックも最初から分かり切っていること。
実はサスペンスではなく、サクセスストーリーだったのかもしれない。
おじさんのお仕事事情は、色々大変なのだ。
体より内容がいろんな作品とダブる。
オリジナリティ、どこですか?
と、思いつつも最後までこのチープさに感激する。
なぜにヴァンパイア?閉所恐怖症?
つながっているようで全くつながらなかった要素。
血を吸われないといけないのは、監督です。
ちぶ~的無防備度5
まず、夜に部屋のカーテンを閉めない時点で危険でしょ。セコムにでも入っているのかしら。